こんにちは、億人です。
先日、ドバイに不動産視察に行ってきました。
・砂漠の中のリッツカールトン
・無税の国ドバイ
・世界一にこだわっているドバイ
・7億の物件
・高級車まみれ
・FIVEの鬼美女まつり
この辺ちょっとブログで話していこうかなと思うんですが
何よりも 最初に思ったのが、ドバイに起きる75年ぶりの洪水のことでした。
実は僕がドバイに行く前日に大きな洪水が起きまして
街の機能がかなりシャットダウンしていました。
空港に着いた時に
最初はタクシーに乗ったり
UBERに乗ろうとしたんですが
全然捕まらず。
めちゃくちゃ人が溢れかえってました。
あれー世界一都市化している街ドバイやのに
なんかおかしいなぁと思ってたら
2時間位タクシーが捕まらなかったです。
諏訪なんて不便なところなんやドバイって
最初は正直思ったんですが
これは正直仕方がない。
なんせもともと雨が降りにくいドバイですが、
2年分の雨が1日で降ってしまったと言う話です。
雨が降りにくいからこそ
治水工事っていうのは他の国よりも遅れていて
排水の部分で特に遅れをとっていました。
だって大量の車が水没してましたからね(笑)
まあドバイの貴重な姿が見れたなーと
逆にネタになった感じすらします。(実際ブログにしてるしな)
↓洪水翌日
嗚呼、ベントレー水没。
世界一高い建造物である
ブルジュハリファのふもと、
ドバイモールのすぐそばで。
洪水の前は
オーナーはまさかこうなるとは
思ってなかっただろうに・・・
いたるところで爪痕が。
とにかく水が溜まっている。
日本ではこういうことってないですからね。
日本の治水すげー。
あちゃー・・・・
洪水から数日経っても、こんな感じ。
↑車体低い車=スポーツカーは水没するやつ
これ以外にも
町中いたるところで車が止まってて。
写真は撮れなかったんですけど
高速道路の真ん中に車が置いてあったりとか
そこに運転手が乗っていなかったりとか
もうベンツとかレクサスとか放置しまくりです。笑
ぶっちゃけ
街中、世紀末みたいな世界になってました笑
ゾンビに人間が食い散らかされた後みたいな、ね。
ですが数日経ったら街は治っていたし
現地の人間が言ってたのですが
今後は治水工事にも力を入れていく
と発表があったようです。
まぁこれを聞いて思うのが
何事も完璧なものはないって言う事と
トップダウンの凄さですね。
まず何事も完璧なものはないっていうのは
どういうことかって言うと
これだけ近代都市になったドバイであっても
街の中に車が水没して止まってたりとか
ホテルのエレベーターが止まったりとか
他には停電によって
ブルジュハリファの展望台にいく
エレベーターに乗れないんじゃないかみたいな
そういうこともあったんですけれども
それを不便と捉えることもできますし
もうこんな国は不便だーって
言ってしまうこともできるんですけど
それは別に日本とかも一緒であって
どの国にいてもねリスクっていうのはあるし
危険な時っていうのはあるし
不便な時っていうのはあると
僕は思います。
なのでね、まぁドバイの悪い部分が
たまたま僕の場合は1番最初に見えた
って言うだけで別にそれでドバイに対して
何か悪いイメージを持つとかってのはないし
1面的な部分だけ見ないのが大事っていう事ですね。
ちなみにドバイとか中東の国は
クラウドシーディングって言って
雨を降らせるきっかけ作りみたいな
降水量を増やすっていう技術を
使ってるんですけれども
それが直接の原因ではないって
いうふうに言われてますね。
その声で洪水が起きたんじゃないかみたいな
話もあるんですけど、僕もそれは違うのかなと思ってて。
っていうのがクラウドシーディングっていうのは
まぁ降水量の多い25%位しか増やさないって言うのがわかっていて
まぁそれを使ったところでね、あのこんな凄い雨が降るってわけじゃないし
何ならの他の国もですね、同じように被害を受けているんですよね。
例えば
ドバイの国際空港では数百便のフライトがキャンセルされ、
隣国オマーンでは18人が死亡したり。
まぁクラウドシーディング自体が
もともと存在してる雲に対して
きっかけを与えるものでしかないので
まぁそこが原因ではないと思います。
どっちかって言うとその洪水の原因ていうのは
都市開発がめっちゃ進んでるのに
一方でインフラっていうのがちゃんとなってないとこと、
つまり雨水の排水設備がほとんどないって言う事ですね。
それが1番の理由なので、今後そこが対策されればいいだけですね。
まぁそういうところでね
なんか陰謀論的な話だったりとか
日本人はけっこう考えがちだと思うんですけど(笑)
まぁちゃんと調べればねそれもわかりますよってことですね。
後はドバイっていうのは
トップダウンで動くので早いなって思いました。
アラブ首長国連邦って言う国に属していて
国王とかねそういう人たちが
大規模な都市開発っていうのを
トップダウンで下せるっていうのが
やっぱり強い部分ですね。
日本と違ってですねやっぱり
開発の速度ってすごい早いし
もう町中建設中のマンションだったりがあるっていう感じですね。
まぁ東南アジアとかは結構こういう開発をしがちで
フィリピンだったりとかシンガポールだったりとか
あのマレーシアだったりとか急速に発達をしている
そういう地域ってのあるんですけども
何か中東の勢いっていうのは
桁違いって言う感じがしましたね。
街をそもそも0から思いっきり作るみたいなね。
それがですねそのトップダウンで行われているところが
やっぱすごい強くても中国もそうですけど
絶対的な権力みたいな人がトップダウンで動かす
って言うのは早いし
民間を巻き込んで政府と民間で大きな事業だったり
大きな町おこしっていうのができるのは
すごいスピード感があっていいなと思うところでした。
日本みたいに民間に任せっきりの自由主義だと
なかなかですね、大きなことを何か起こす
っていうことが難しいなぁって思います。
2030年ごろをめどに
六本木に六本木ヒルズ2ができますが
それもやっぱり計画から完成までに
30〜40年くらいかかっていますし。
たった1つの開発を進めるのに、
森ビルが必死になってやって、40年です。
その40年の間に
ドバイは大規模な都市計画を国レベルでやって
大量のマンションやオフィスビルを建築して
世界のハブとなる都市になりました。
ドバイって元々こんな感じ
え?マジで?ただの砂漠やん
これが、、、たった40年ほどで
どーん!近代都市の完成
これ、どっちが成長する国か?ってのは
一目瞭然ですよね。
これは危機感持たないとまずいですよね。マジで。
日本人同士でつまんない小競り合いしている場合じゃないです。
世界は待ってくれない。
置いていけぼりを食らいます。マジで。
特にアメリカよりも日本の方が
そのへんの難しさを感じるんですけれども
やっぱり他の国の素晴らしいところっていうのは
わが国日本もね、真似していけばいいのになぁって思いますね。
今までこの国を作ってくれた先人たちに
敬意を払って福祉を充実したりとかするっていうのも
もちろんよくわかります。
ですが、それだけだと将来の子先人たちが
頑張って作り上げてきた日本がもっともっと衰退するっていうの
逆に自ら招いているって状態に近づいていってるかなぁと思いまして。
それは本末転倒なんじゃないかなと思います。
出る杭が打たれるみたいな風潮とかではなくて
どんどん変化を恐れずにやってかないと
世界に置いていかれてしまうなっていうのを
改めて思いました。
これは 個人レベルでも一緒ですね。
周りがどんどんどんどん変わっていくので
自分自身がどんどん変わり続けないと
もうオワコンになっていってしまうので。
1人でやったり少数精鋭でトップダウンで動けるのは
本当に強みなので、ガンガン使っていくべきですね。
貴重なドバイの洪水を体験したので
記事にしてみました。
現場からは以上です。