ワンピースからビジネスを学ぶ

ワンピースはただの面白い漫画ではなくて
ビジネスで使える財宝の山だ。

こんにちは、億人です。

今回はワンピースからビジネスを学ぼう。
という記事です。

 

ワンピース読破しましたか?
していなかったら読みましょう。

ワンピース読んでいなかったら
人生の半分は損している。
と昔から死ぬほど言われて
ゴリ押しでオススメされてきましたが

それ言われるたびに
「なにを薄っぺらいこと言ってんねんwww」
ってツッコんで無視していました。

 

ですがある時、しっかり読んでみた

化け物レベルで面白かった。
す、すまん。マジでおもろかった。

実際にギネスブックにも載っている
世界で一番売れたマンガ。

それには構造的な深い理由がある。

 

今回は3つに分けて話す。

・週刊連載(継続発進の重要性)

・単純な物語の面白さ

・キャラクターの過去の徹底的な深掘り(特にこれ重要!)

 

とその前に。
僕のようにまだ読んでいない人に向けて
どうやったら読破の熱が上がるか
解説しておく。

 

そもそもワンピースは
物語が100巻以上あって
すんげー参入障壁が高い。

え、100巻もあるの。
しかも文字数多い。ごちゃごちゃしてる。
キャラも多すぎる。しんどい。読めない。

分かる。その気持ちわかるで。
僕も一緒やったから。

1巻読むのに
他の漫画の2〜3冊分くらいの時間がかかる。

でもな、マジで神展開すぎて
ビビるくらい面白いからマジで読んでみて欲しい。

 

特に後半。
海軍本部に乗り込んだあとくらいから
怒涛の展開。

エース、白ひげ、黒ひげ、海軍大将。
くま、ろー、ワノ国。おでん様。

詳しく話すとまじでネタバレしかないし
そういう部分は置いておいて。

 

具体的にワンピースが
どんな部分で構造的に人気が出たのか?
解説していく。

 

週刊連載

まずこれ。
週刊連載。

週刊連載で少年ジャンプに載っている。

ってことは、
ジャンプを手にしたら
必ずワンピースのことが目に入る。

つまり忘れない。

マンガっていうのも
つまるところ情報発信ビジネス。

俺これ面白いと思うけど
みんなどう思う〜?って
発信を通して会話しているのと一緒。

 

ジャンプでほぼ無料(200〜300円)で発信して
面白いと思われた作品は単行本が買われて
作者に印税が入る。

 

これはメルマガとかLINEとか
ツイッターとかと一緒。

だからワンピースから
いくらでも応用して使うことができる。

おもんない発信していたら
週刊連載も打ち切りになるし
メルマガとかも読まれなくなる。

でも、とにかく続けていることも大事。

全く何も発信しなかったら
完全に忘れられてしまうから。

アニメも毎週やっている。
これもワンピースファンが
熱狂をして増え続ける基本的な理由でもある。

ワンピースが10巻で打ち切られていたら、
その後の神展開は世の中に一切見られなかった。

それに他の面白いマンガで
記憶は打ち消されていっただろう。

 

やり続けるって、超大事。

発信を続ける。
これは当たり前だが超重要だ。

 

単純な物語の面白さ

ワンピースは冒頭に最大のネタバレをしている。

海賊王に、俺はなる。

この言わずとも知れた名ゼリフが
このマンガのテーマであり核心部分。

 

ルフィは物語の最後に
海賊王になる。はず。

100%なるだろう。

 

なのに、ワクワクする。
仲間がいて、それぞれにキャラクターがあり
信念があり、哲学があり。

個人的に好きなキャラクターはサンジ。

サンジは自分の中でやらないことが
めちゃくちゃちゃんと決まっているのが
人間味があって惹かれる。友達になりてえ。

例えば
料理人は手を使うから
絶対に戦闘では手を使わないとか。

あとは腹が減っているやつは
極悪人でも飯食わせるとか。

たとえ敵であっても
女性には手を出さないとか。

一見すると不利な条件を
ぐっと受け入れている。

 

不利なんかに負けていないのがいい。
生き様貫いているのが何よりもいい。

 

僕たちも発信する時に
価値観をちゃんと伝えよう。

あれはやる。これはやらない。
シロクロはっきりさせる。

あれもいい、これもいい。では
つまらない。

極端な方が面白いから。

 

こんな感じでワンピースは
仲間も敵キャラも
それぞれに信念や哲学がある。

 

それが3つ目の人気の構造につながる。

 

キャラクターの過去の徹底的な深堀り

ワンピースはキャラクターの魅力を
徹底的に深掘りする。

特に過去編が素晴らしい。

 

例えば
主人公のルフィは
シャンクスとの約束で
グランドラインに行って
海賊王になるため。

ゾロは
世界一の剣豪を目指していて
それは幼馴染との約束を果たすため。

サンジは
オールブルーという世界中の魚が住む海に行くこと。
これは料理と人生の師匠である
赫足のゼフとの約束をしているし。

サンジはゼフにある理由で
命を懸けられるくらいの
大恩がある。

 

敵キャラだと
ドフラミンゴとか。

僕は彼を嫌いだが
心底嫌いになることはできなかった。
彼には彼の都合があるからだ。
それを回想ストーリーで見せてくるのが
ワンピースの面白いところ。

彼はもともと天竜人という特権階級に産まれたが
父親が平和ボケしすぎて天竜人の地位を返上。
いきなり一般人として生きることを強いられる。

一家揃って一般人として生活しようとするものの
天竜人はそれまでに一般人を迫害したり
理不尽に命を奪ってきていたため
民衆の憎悪を一気に受けることに。

およそ人の扱いとは思えないような
ひどい所業をされたことによって
ダークサイドに堕ちたのがドフラミンゴ。

結果、世の中を狂わすような
悪いことをやり続けている。

 

こんな感じで味方も敵キャラも一人一人に
ストーリーと背景情報があって
丁寧に描かれている。

特に敵キャラにいたるまで
細部に背景情報を描かれていることが
この漫画をめちゃくちゃに面白くしている。

面白いストーリーは
敵キャラが魅力的なのだ。

 

もちろん、
他にも魅力はたくさんある。

張り巡らされた伏線。
単純なバトルの爽快さ。
仲間との軽快な会話。
どんどん上がっていく懸賞金。などなど。

それぞれの楽しみ方があっていいけど
ワンピースがここまで愛される作品になった理由は
やはり1人1人に感情移入できるような
過去編の物語をいくつも散りばめていることだろう。

 

これはビジネスでは感情的価値というやつ。

ビジネスには感情的価値と機能的価値があって、、、
っていう話のなかで、感情的価値のことが
イマイチピンとこない方は、ワンピースを読むと良い。

誰もが、いずれかのキャラクターに
感情移入できてしまうように
ワンピースは作られている。

これが構造的に強い。

 

全く感情的価値を出さない
マンガもあるけど、
それはやっぱり入り込めない。

 

ビジネスにも
この感情的価値の要素を入れよう。

自分自身を伝えるための
漫画作って感情的な価値を伝えたり

過去の自分の話をちゃんとしていこう。

 

それだけで濃いファンになってもらえることは
ワンピースが証明してくれている。

ビジネスにおいては価値提供するっていうのは
大前提、必要になってくる。

そりゃそうなんだが、
じゃあそれ以外のところで
どうやって差別化していくか?ってなると

○○さんだからお願いしたい。

っていう状態をいかに作るか。

 

それには感情的な価値がとても重要だ。

 

だからこそ
ワンピースを読もう。
何度も読もう。

そして、パクろう。

ビジネスに使える宝の山が、
ここには全てあるから。

 

【追伸】

ちなみに僕が一番好きな
過去編の回想ストーリーは

光月おでんです。

おでんカッコいい。
豪快さ、男気、仲間を守る気持ち。

煮えてなんぼのおでんに候!

 

皆さんの好きなキャラとストーリーはなんですか?
よければコメントしていってください。

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