世界史基礎編。弱さと進化と生産力と戦争

今回は世界史の勉強やで。億人です。

大人になってから学び直すと
世界史ってめちゃくちゃおもろくて。
世界史ってビジネスや人のこと学ぶ上で
マージでめちゃくちゃ勉強になるし、
単純に面白い。

ちゃんと見方さえ学べば
大河ドラマとか長編マンガ読んでるより
下手したら面白いくらい。

世界史とは世界中のこれまでの人間が
自分の一生涯をかけて
大量の生き方サンプルをくれるものだ。

農業革命が起きてから人は富を蓄えることを知った。
最初は農作物、次にお金が出てきて、お金を蓄えるように。
信用経済が出てきて、お金がお金を生むようになった。

その上で、お金は何かとの交換手段だったのに
それ自体を蓄えることが目的になってしまい
金を増やすためならなんでもやる。と方向を間違えてきた。

もちろん中には大量虐殺や奴隷制度のような
目も当てられないような人類の負の遺産のような
歴史もたくさんある。

それでも、人類は進歩してきたし
同じ過ちを繰り返しながら少しずつ
前に進んできた。

人類の歴史は
失敗と挑戦の連続だ。

そこには生身の人間がいて
それぞれの人生があって
それぞれの時代での創意工夫がある。

そう考えると学びしかない。

 

人が富を蓄えて
どのように世界を発展させてきたのか?

そこにはビジネスが必ず存在している。
ビジネスの歴史を知ることで
これからの世界でどう生きていけばいいか?も見えてくるから。


というわけで世界史学びましょ。
人とビジネスを学ぶ世界史基礎編。
はじまりはじまり。

 

さて今回話すのは

・人は他の動物より弱かったからこそ進化した

・人は危険察知のため二足歩行になり手が自由になり、道具を作った

・人は農業で貧富の差が生まれた

このあたり。

 

人は他の動物より弱かったからこそ進化した


大前提として

人は他の動物に比べて
非力で弱い存在。

ゴリラとか
ライオンとか
クマとかに襲われたら
すぐにぶっ倒される。

 

そりゃあ人間からすると
屈辱的だったでしょうよ。
見つかったらすぐ一方的に
捕食対象にされたんだから。

 

クマとかライオンからすると
あ、人間だ。ラッキー。
クソよえーし、大して反抗もしてこねーし。
今日はこいつら食っとこ。腹減ったな。みたいな。

 

そのままじゃ種の絶滅をしてしまう。

進撃の巨人とかイメージしやすくて
人間は常に捕食対象だったからこそ
立体機動装置とか騎馬戦とか雷槍とか
いろんなもんを開発しましたね。

 

つまりは人間というは
他の種族との戦争をしていたのです。
だからこそ技術革新が起きた。

生きるのに必死だから。
戦争によって技術革新が起きた。

 

人間は種族が絶滅しないように
この弱い肉体をフォローする
「何か」が必要になったんですよね。

人は危険察知のため、二足歩行になり、手が自由になり、道具を作った

だからこそ
人は言葉を使い

道具を作り
チームで狩りをして
食事をするようになった。

弱いがゆえの、進化。

人間が二足歩行になったのも
非力さがゆえに
遠くを見れるようになるためだ。

その結果、二足歩行になり、
両手が自由になった。

 

自由に使える手先。

手先は器用になって
ヒトは道具を作れるようになった。

自分たちは弱いからこそ
武器という強者の力を借りることにした。

 

最初は狩られないようにするための武器や
そして食事するために
狩りの道具を作った。

 

もちろんそれで生活は事足りてた。
狩られる側の存在だった時からすると、大きな進歩だ。
もう食われねえ。やったー!と。

 

だがそれで人間の欲は止まらなかった。
狩りだけだと他の肉食動物と同じで
食べることが安定しない。

今日獲物がとれても
明日また獲物を捕まえれるかは分からない。

この不安を乗り越えて
より安定した生活をするために
農業を始めたのだ。

人は農業で貧富の差が生まれた

やがて
農地を持つようになり
貧富の差が生まれた。

いい土地を持ってたり
いい技術を見つけた人が
米や小麦、作物を蓄えれるようになった。


今のように農薬もなければ
ビニールハウスもないし
作物がもちろん不作の時もある。
飢饉で大量の人が亡くなってきたくらいだ。

それでも農耕技術を高めた。


一方で、戦争も起きるようになった。

手に入れた土地でうまく作物ができなかったり、

作物や、作物の作り方を他の村や町から奪おうとした。

 

 

人間が富をふやすには

・生産

・交換

・略奪

・イノベーションによる生産力増加(産業革命とかIT革命とか。それがない時は奴隷で無理矢理に生産力を上げた…。)

 

この4つしかない。

生産がうまくできなければ
交換することもできない。

 

生産がうまくできない場合。
そしてそもそも生産する気がない人間だっているのだ。

そういう場合は
結果として略奪してでも
生き延びるしかない。

というわけだ。

 

この延長にあるのが、戦争。

戦争して相手の持ってるもんとか権利を
全部奪ってしまったら
俺らの生活めちゃくちゃ潤うやんけ。

っていうめちゃくちゃな理屈。

こうやって富と戦争が生まれた。

こうやって武力によって
村を襲ったり守ったりという世界観が生まれた。

 

特にヨーロッパはこの理屈がさかんで
およそ人の所業とは思えないような
蛮行を繰り返してきた。

自国の利益になるなら
他の国や人間はどうなってもいい。
というスタンスでありとあらゆる手段で
自国の富を増やしていった。

イギリスとかすごい。

アヘン戦争で中国をシャブ漬けにして
自国はお茶を実質タダで輸入したりとか。

アフリカ人の奴隷を使った
アメリカ開拓、三角貿易とか。

 

こんなサイコパスにならないと
ビジネスがうまくいかないとか、そういう話ではない。

金と贅沢のためなら
こういうことを平気でかましてくる輩が

世の中には存在する。ということを
知っておくことが重要なのだ。

自分の身は自分で守らなあかん。
だからこそ歴史から学ぶ。

 

このあたりは今回の本筋ではないので
別の記事で奴隷制度とかイノベーションによる
技術革新についても話していく予定。

 

人類はつねに情報戦

そして

・生産

・交換

・略奪

・イノベーションによる生産力増加(産業革命とかIT革命とか。それがない時は奴隷で無理矢理に生産力を上げた…。)

このどれを行うにしても
昔から人類というのは情報戦をしているのだ。

 

まずは生産。
どうやったら多くコメや作物が生産できるのか?
これは生産の知識を身につける必要がある。

 

次に交換。
どうやったらより良い条件で交換できるのか?
1の作物で少しでも多くの別のものがもらえるのか?
これは他の人が何を求めているのか?
どういうタイミングだと有利にこちらの作物を欲しがるのか?
を見極める情報を持っているかどうか。だ。

逆に交換において情報がないと
相手につけ込まれる。

こっちがどうしてもコショウがほしい。
みたいなことを言ってしまうと
相手はつけいってきて
じゃあ100のコメをよこせ。
みたいな話になってしまう。

常に情報戦がなされている。

 

3つ目が略奪。
一口に略奪と言っても
ほしいものがない場所を襲撃しても意味がない。
襲う方も命懸けで略奪するからだ。
自分達がほしいものがどこにあるのか?という情報をベースに行動する。

 

最後にイノベーション。
これはある知識とある知識をくっつけて
生産能力を爆発的に上げる方法。

これなどまさに知識の掛け合わせ。
知識がないと絶対に起こり得ない。

 

どんな生産活動をするにおいても
知識が絶対に必要なわけ。

知識がないと
どんなにがんばっても生産力は上がらない。

現代に置き換えたら
自分よがりのポエム書いたり
中身のスカスカなツイートとか書いても
誰も何も反応してくれないのと一緒。

知識があって、
相手の役に立つことを発信していくから、
興味を持ってもらえる。

 

結局いつの時代も
知識ないとビジネスで
うまくいくことはない。ということ。

 

まとめると

・人は他の動物より弱かったからこそ進化した

・人は危険察知のため二足歩行になり手が自由になり、道具を作った

・人は農業で貧富の差が生まれた

・富のために戦争をしかける

という感じ。

 

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