こんにちは、億人です。
53日世界一周家族旅行、東南アジア後編です。(他の世界一周記事はこちらで見れます。)
今回は行ったことがなかったマレーシアと、
アジアでもっとも成功した国の1つであるシンガポールです。
マレーシアは日本人が住みたい外国ランキング1位になっているくらいで、ずっと行ってみたかったんですが、なかなか機会がなく。世界一周で組み込んで行くこととしました。
まず原油原産国ということもあって、タクシーが割と安いです。クアラルンプールの空港から街まで50キロほどありますが、4000円〜5000円くらい。
あと他民族国家で、思ったよりイスラム系の方も多かった。食事も、カレーとか多くて、普通にうまかったですね。
子供は安定のふりかけご飯。フィリピンで味道楽のふりかけ見つけて、超偏食の長男がめちゃくちゃ食べるとわかったので、5袋買いだめして鬼リピートしてました。
あとやたら食費が安い。一食家族で食べても2000円とか。笑 ハワイのリッツカールトンの朝食とか、3万円くらいしたので、10食以上は食べれる計算です。
KLツインタワー下のショッピングモールにあった、このカレー屋がベジタブルカレーで一番って書いてて、ほんまかいな?と思いつつ注文。
こういう時、何頼んでいいか分かんないので、海外いる時は店員に
「What is your recommendation?(あなたのおすすめは何です?)」と聞いて、そのまま頼んでました。
なんと、このカレーが、人生イチうまいインドカレーで感動した。
値段は2000円ほどでマレーシアのフードコート(現地ではホーカーと呼ぶ)のなかでは、かなり高い方でした。
チャーハンとかラーメンとかだと家族4人で1500円くらいなので、マレーシアでは高級食なのかもしれません。
とにかく辛い。でもうまい。右上のヨーグルトみたいなやつは、ヨーグルトと玉ねぎが入っている謎の液体。でもこれをカレーの合間にノドに流し込むと、玉ねぎの甘さで天国モードがやってくる。
辛さ地獄→天国モードの永遠ループで昇天。
辛いカレー食って、水の代わりに玉ねぎをノドに流し込む日が来るとは思ってもみなかった。
辛さのなかにスパイスのうまみが滲み出てきて、ウマウマ死ぬ〜〜〜〜。ああ、これは日本で絶対食えねえ。って思った。マレーシアまた行ったら絶対リピ確定。超おすすめです。
次の日のリッツカールトンでの朝飯もカレーで埋め尽くしてしまうくらい、このカレーの衝撃がすごかった。
主要な観光地はおさえる。こちらはバトゥ洞窟。ここは一回行ったら、もういいかな。多分、宗教観強い人の方が意義を感じる場所。
金の像のとなりにあるカラフルなのは階段。270段とかありました。
まあ、登りましたよね。写真で伝わらないかもだけど、めちゃくちゃ急。
子連れで登るのは危ない。でも登ったけど。
奥は洞窟らしく、こんな景色。
尻尾の長いサルがたくさんいました。
ただマレーシアは温暖な気候で、なおかつ洞窟内はめちゃくちゃ湿気がたまっていて、さらにさらに子どもの抱っこひもを腰にぐるぐる巻いていたので、信じられないくらい汗が出て苦しかった。
それを上回る感動とかは、特になかったかな。苦笑
あとはカジノ併設の建物で、マレーシア最大の室内遊園地に行ったり。
世界中でいろいろ遊び場行ったんですが、国ごとに違っていて面白かったですね。それについてはいずれ、また別記事でまとめようと思います。
あとこれも登りました。見た感じそんなに高くなさそうですが、300m以上あります。
登った目的は、360度ぐるぐると床が回りながら食べれるスカイレストランARAS。事前予約必須。天井が青くて綺麗だった。
料理もいろいろな国の料理があって、楽しめました。海鮮系がうまかった。
寿司は世界中で市民権を得ている感じでした。
ただカリフォルニアロールみたいな、サーモンアボカド巻きばっかりだったけど。食えなくはない。
デザートが大量。3回くらい食べた
1周で1時間ちょっと。KLツインタワーも座席から見れて、実際これが一番満足度高かった。
どうやって回るの?って疑問でしたが、食べる座席の外側部分だけクルクル回ってて、水回りとかキッチンは建物中心部だったので配線断裂とかは考えなくていい感じ。まあ、観覧車みたいにタイヤとかモーターで座席部分が動いてるって感じでした。
続いてホテル。
クアラルンプールは全体的に高い建物が多くて、スカイプールが名物のホテルに泊まりました。絶景。
あと、別日に泊まったリッツカールトンがやたら広かった。
3LDKで175平米。トイレが4つもありました。
リビングだけで30畳くらい。でけーけど全然使ってない。結局ホテルにいる時は寝るだけ。
こちらは書斎。子供がプラレール走らせるのに使用しただけ。
メインベッドルーム。ここにベビーベッド置いて4人で寝た。
サブのベッドルーム。結局まったく使わなかった。
キッチン。ここも使わない。左下のゴミ箱を2回だけ使用。海外の人は大家族で来て自炊とかするみたいです。
泊まってみて感じたのは、広すぎる。苦笑
移動するのも家族に会うのも、物探すのも一苦労。
子供が成長したらまた違うかもですが、ひとまず今はこんなに広い部屋はいらないなーって家族で確認しました。
こういうのも自分で実体験してみたからこそ分かることで、自分にとっての適正生活サイズってどれくらいなんかな?っていうのが見えてきました。
新しい経験したら、経験に裏付けされた言語化ができるようになるし、行動や言葉1つ1つに説得力が生まれます。
なので、ガンガン新しい経験していくことをおすすめしますね。
特に僕自身が仮に10年前に戻れるとするならば、全力でビジネス学んで、ビジネスやって、金稼いで、海外旅行行きまくって、会いたい人に会いまくれ。って言いますね。
経験でいうと、圧倒的に海外旅行行きまくっておけばよかったな。と後悔しています。
今回、東南アジアだけでなくヨーロッパやアメリカに行ったことで、かなりそれぞれの国の人の特徴なんかもつかめましたし、日本が国際社会でどういう立ち位置なのか?どう進んでいけばいいのか?とか自然と考えるようになりました。
世界一周旅行はまさに自分が今考えている後悔を家族にさせないためのものでもあって、まだまだ若い才能の原石である3歳の息子と1歳の娘にとって、世界は近いということを生で感じとって、感性を磨いて将来の活動に1ミリでも活きればいいな。という淡い希望を持っていきました。
実際それを活かすも殺すも子どもたち次第ですが、以前コンサルした医学部生は21歳でしたが、お父さんが開業医をしていて小さい頃から30カ国くらい行っていて国際情勢についても詳しかったし、自身も今度大学院に入るときにイギリス留学をすると言っていました。
なんでイギリス?って聞いたら、イギリスの大学を経由しておけば、世界中どこでも医者として活躍することができるから。と言っていました。なるほどなって思いましたが、これはやっぱり小さい頃から世界が近いと感じていたわけで、いわゆる親ガチャによるものでしょう。
明らかに普通に医学部生よりも視野が広くて、盲点が少ない。それは世界を知っているから。ですよね。
世界一周とか子どもへの投資っていうのはその時はお金がかかりますし、成果なんか何も見えないわけですが、未来のための投資です。
我が家では今後も、子どもの経験や知識にたくさんの投資をしていきます。家に絵本が100冊以上あるんですが、0歳の頃から毎日奥さんが読み聞かせをしていまして、息子はめちゃくちゃ喋れるようになっています。
1歳半の時にはすでに笑いとか、ウソをついて笑いをとる。ということを理解していましたし、天才か?と思いました。全ては脳へのインプット次第です。たくさんの絵本と、奥さんの読み聞かせに感謝。
それくらい、生活費とは別に子どもにおいても好きなだけ本を買っています。もちろん僕もビジネス書やら哲学書、政治、小説、漫画、などなどあらゆる書籍を購入して読んでいますし、情報商材って言われるものも買っています。
そもそもが本も情報商材なわけなので、そういう分類わけ自体があんまり意味がないと思うんですが、とにかく知識には投資し続けています。
そしてここからは僕の単純なおせっかいですけど、僕だけでなくて、日本にもっと旅行しまくる家族が増えたらいいな。って思っています。
もっと家族に時間使ったり、使えるお金があったり。シンプルにその状況さえ作ってしまえば行きたい人っていっぱいいると思うんですよね。
もちろん体力的にきつい部分もありますが、寝たらなおるし、日本に帰って日常に戻れば回復します。
そんなことよりも、一回海外行ったらその経験は一生ものです。
仮に一人あたり300万だとしても、大人でも50年くらい、子どもなら80年ほどその経験を活かせるわけです。
じゃあ年で割っていくと、4〜10万くらいでその経験を使い倒すことができる。これは勉強も一緒で、一度学んだこと、身につけたことっていうのは、それをベースに一生を過ごすことができる。
これが知識とか経験に投資することが異常にコスパが良い理由です。一生、自分のなかに目に見えない無形財産として能力発揮されていく。そりゃあ、差が開いてしまう。という話です。
一時のめんどくさい、とか、お金がなくて、、みたいなグダが減って、どんどん日本人が世界に進出するお手伝いをする。
こういう活動の一環として、やっぱり億人でビジネスをお伝えするという活動はとても大事だなと、改めて実感しました。
知識も一緒で、僕も10年以上前に買った1万6000円の教材とか、いまだに自分の思考の基礎の部分になっているし、1000万のコンサル受けたことも自分の基礎中の基礎になっています。
僕は社会に出て10年ちょっとなんですが、あと50年くらいは使えるってめちゃくちゃコスパええなー。って思って生きています。
この学びで得たことを今後の人生でずっと使える。っていうことは、先人が得てきた知識や知恵を持って活動できるので、そりゃ必然的に生産性も上がるし、所得も増えますよね。っていう話でして。
いろんな経験してえ。海外行きてえ。って考えている人はまずは知識に投資していって、自分の希少性や生産性を上げていく。これやっていくのがベストです。
冷静に考えて、自分よりも優れている人の人生の知識・経験・知恵の結晶が数万円、数十万円で買える。っていうこと自体、安すぎるんですよね。このことに気づいてガンガン自己投資している人から所得>>>消費っていう世界に到達していく。ただそれだけのことです。
だから僕も年上年下、国内国外関係なく、いいものは全部取り入れていくスタイルでやっています。変なプライド無くしてから成長が異次元に早まりましたし。日本国内でいがみ合っていたり、マウント取り合っている場合ではないな。と世界一周して日本人がいなさすぎて、強く強く感じたので、ますます学んで最強になろうってなっています。
さて、移住も検討してのマレーシア滞在でしたが、結果的に世界をいろいろ回った結果、移住するならとりあえずこの国かな?と思っています。アメリカは個人的に全然刺さらなかったのと、ヨーロッパはなんやかんや敷居が高い。確かに歴史的建造物が多くて街並みは綺麗ですが、住み心地はそこまで良くなさそう。
ただ、ヨーロッパのパンは死ぬほどうまかったです。信じられないレベル。そのへんのCOOPで買ったスーパーのクロワッサンが、今まで日本で食べてきたどのクロワッサンよりうまかったし、ホテルの朝飯のクロワッサンやパン屋のクロワッサンはそれよりも3倍くらいうまかった。
日本に帰ってきて、うまいパンを求めてさまよっています。でも高級店とか有名店と言われるところでも、明らかに味が違う。なんでなんだろう?これ?日本の小麦どこから来てるんや?と疑問しかありません。
日本は発酵バター使ってますよ、とかバターを売りにしていますが、小麦がそもそも違うんだと思うんですよね。パンの膨らみ、柔らかさ、風味の良さが全く違います。最新のiPhoneと初期のガラケーくらい違っててビビります。
調べてみたところ、日本の小麦輸入先は、、、アメリカ48%、カナダ35%、オーストラリア16%。
一方でフランスはヨーロッパでも少ない穀倉地帯で、自国でも小麦作ってますが、アルジェリア、モロッコ、エジプトから輸入。ドイツは中国、インドネシア、トルコ。ふむ、わりと熱い地域の小麦食ってますね。
あちゃー、、、そりゃあ全然違うよね。って感じで。
まさか36年生きていて、パンを求めて生きると思っていなかったので、海外行って視点変わったの超面白いなーと思いながらパン屋を徘徊していて、そのうち自分でパンを作りだすかもしれません。
一気にパン好きになりましたが、やっぱりコメとか日本系の食事が恋しくなることも多かった。たまに日本食屋もあるんですが、基本的に寿司か焼き鳥くらいしかなく、レパートリーがちょっと弱めでしたね。
それに比べてマレーシアは多国籍料理って感じで、カレーもあるし、中華料理もあるし、中心地の伊勢丹とかにはうどん屋とかとんかつ、寿司、なんでもござれでした。
治安もいいし、日系企業もたくさん進出しててダイソーもあって。一番生活がイメージできる場所ではありました。
移住するとしたら、子どもの語学教育と、日本の地震リスクの軽減。この2つですね。
語学は日本国内にいてもなんとかなりますが、地震のリスクは南海トラフと首都直下型地震が高確率で起きるだろう。って言われているので、なかなか日本国内で解決できない問題なので。
子供に罪はないし、自分で住める場所も選べないので、親がなんとかするしかない。争点としては一番はここだな。って感じです。
っていうのも今回アイスランドにも行ったんですが、地球の割れ目っていうところに行きまして。
これです。毎年2センチずつ広がっているらしい。
僕は環境系学部だったので、こういうプレートの動きとか地殻変動とかって昔から興味がすごいある人間でした。
実際こういうプレートの狭間を見て、アイスランドはユーラシアプレートと北アメリカ大陸プレートが毎年2センチずつ離れていっているんですが、日本は逆に日本の海のなかで、プレート同士がどんどん近づいている。埋もれているわけです。
っていうことは地震が起きるのは必然で、それが起きると分かっている以上、それは事前に回避しておいた方がいいんじゃないか。っていうふうにも思うわけです。
ただ日本にいる人はみんな、このへんのリスクについては「仕方がない」って割り切っています。僕も今までそうだったんですが、よくよく考えてみると、非常にリスキーであって、多数派が間違っている事例なんじゃないかな。と思っています。
ちょっとまだ結論は出ていませんが、子供を持つようになって、真剣にこういった事態についても考えさせられるようになり。これも人としての成長だなと感じています。
移住については、言うても30年以上日本に住んできたので、やっぱり日本がいい。というバイアスがかかってしまっている。ということももちろん重々承知ですし、海外行きまくったからこそ日本の良さがより目立つようになっていますが、地震リスクを理性的に考えて、どう動くかなー。というところでめちゃくちゃ考えています。
あと思ってたよりマレーシアが発展してた。
伊勢丹があって、その中は海外の人が考える日本の世界観イメージされた空間。おしゃれ。
日本じゃ見ない店がいろいろあった。
伊勢丹の地下では小さめの日本食のスーパーもあって納豆も売ってた。レイアウトぐちゃぐちゃなの気になるけど
ラーメン屋もあるけど、日本じゃなくて海外にずらして出店することで、ライバル不在の市場作ってるの賢い。多分日本では有名ではない、この店。
僕はうどんにしました。子供はライス。奥さんはラーメン食ってました。
カレーうどんうまし。関西系のだし効いた感じでした。普通にうまい。
マレーシアは現地のマレー系だけではなく、白人やイスラム系や中華系などもいる多民族国家で、日本企業もめちゃくちゃ進出している。日本系の店は世界一周で一番見たな。ってくらいたくさんあったので、住みやすそうではありました。
さてさて、シンガポールにも行きました。
実はシンガポールの宿がニューヨークよりも一番高かったのですが、あまりグレードが高くなかったので、とても不思議でした。
え、こんなにシンガポールって物価高くなってんの?って思ったんですが実際行ってみるとホテルだけ異常に高くて。
着いた日に飯食いに行ったら、道路封鎖されてました。
なんかおかしいよなー。と思って、シンガポールのホテルの人に「なんでこんなに高いんですか?」って聞いたら
「明日からF1シンガポールグランプリですよ。マリーナベイサンズのあたりは全部封鎖ですよ」って言われまして。
うわ、そうか!それで高いんや。滞在期間、ずっとシンガポールGPやん。じゃあ、逆に行ったほうがええやん。ってことで、秒でチケット買って、ノリでF1行ってきました。
どうせ見るなら、一番見やすいホームストレートで観戦。
やっぱりフェラーリの赤が一番カッコよかったなー。最近フェラーリ調子よくて嬉しいです。
ただ奥さんが昔、レッドブルガールやってたらしいので、購入したユニフォームはレッドブルですw
F1はいろんなチームがありますが、レッドブルもずっと強豪で、総合ランキング1位のマックス・フェルスタッペンって人のユニフォーム買いました。
ベルギー行った時に奥さんがそれ着て子どもたちと遊んでたら、どうやらマックスはベルギーとオランダの二重国籍者で、現地の子どもと仲良くなっていました。
ちなみにF1は僕以外、まったく予備知識なくて、なんなら息子とかは大きい音が苦手だったんですが、ヘッドフォンして強制参加です。
息子は食事が超偏食なだけでなく、とにかく好き嫌いが多いんですが、それでも旅中はなんとか説得してF1見たり美術館や博物館に連れて行ったりしていました。
娘はなんでもウェルカム、なんでも楽しむ。爆音全然オッケーって感じな性格なんですがね。
基本的には褒めて伸ばす教育というか、本人のやりたいことを普段から中心にして子育てしているんですが、そもそも海外旅行自体が自分たちの知見を広めることが目的なんで、さすがにワガママばかり聞けないよ。っていうことで連れていきました。
このへんのバランス感はとても大事だな。と思います。好きなことだけやらせる教育も分かりますが、それだと世界が全く広がらない。世界旅行をしているとYouTubeばかり見ていても、いやでも他の人種の人が目に入ってきたり、東京で生活しているのとは全く違う景色が目の中になだれ込んできます。異国のにおい、風を感じながら五感でたくさんの非日常体験を浴びせるのは、親として子供が小さい頃にやってよかった最大の教育だなと思っています。
もしお子さんがいらっしゃるのであれば、世界一周ではなくとも、韓国旅行とか、沖縄とか、そういうところからでもいいのでガンガンチャレンジしてほしいな。って思います。飛行機で泣いたらどうしよう、とかもあんまり考えなくていいです。子供は泣くものだし、そんなに誰も気にしないので。
あと興味があってもなくても、たまにはこうやって強制参加で興味の幅を広めるための撒き餌をしておく。それがいつか人生の布石になって興味となる可能性だって全然あります。
幸いにしてうちは何度も韓国やフィリピン、国内旅行をしまくって子供2人が飛行機で泣かない、というのを確認してから世界一周旅行はしました。が、海外だとあまりそういうのを気にする人はいませんので、そもそも気にしなくて大丈夫でした。なんか言われても謝ればいいやって感じでしたが、20回ほど飛行機に乗りましたが一度もトラブルになることはなかったです。
あと、親が連れていきたい場所に連れて行くだけではなく、もちろん旅行中もそれ以外の日に、子どもの遊び場とか連れて行くこともけっこうありました。タイとかフィリピン、マレーシアとかは特によく連れていきましたね。デンマークでもチボリ公園という遊園地に行ったり、フランスのパリではディズニーランドにも連れて行ったり。いろいろ工夫しながらの旅でした。それも長男と対話してて、長男のことをよく知れて、楽しかったです。
日本にいたら仕事やら日常の生活やらで、結局1人1人と向き合うことってできていなかったのかな?と思いました。意識していても限界がある。っていう感じですね。でも、海外に行くと強制的に24時間一緒だし、なんなら2ヶ月近く一緒にいるわけなので、いろいろ対話も増えるしで、家族の絆も深まりましたね。
日本は核家族化して、家族との時間が減っているっていうのは間違いなくあるな。と思います。海外旅行していると、家族で行動しているファミリーをたくさん見ます。でも、日本のファミリーはいない。分断されているなーって感じて悲しくなりましたね。
で、ですね。
もともと誰も興味がなかったF1なんですが、やっぱりホームストレートで爆音響かせながら超特急で通り抜けていく鉄のマシーンをみると、奥さんも子どもも大興奮しまして。
奥さんは一気にF1の魅力に惹き込まれていましたね。
思い返せば僕自身も昔は全く興味なかったんですが、5歳くらいから父親に連れられて三重県の鈴鹿サーキットに強制連行されて、爆音のF1を見せられてきたので、それがあって今でも追いかけている。っていう感じです。
特に最近はNetflixでF1のドキュメンタリーがあって、それの効果もあってなおさら面白く見れるようになりましたね。昔にくらべてチームごとの政治とか方針とか哲学とか分かって、よりのめり込める。っていう。
ちなみにチケ代は家族4人で20万程度。それもただのフリー走行で、予選でもなければ本戦でもありません。
あらかじめネトフリでF1の番組を見ててあったまってた。じゃないとホームストレートで見ようか。ってならないですね。
Netflix(フロント)で興味づけされて、シンガポールGP(バック)でガッツリチケット買う。
これってビジネスの世界でよく仕組みとして作られるフロント→バックエンド戦略ってやつなんですが。
XとかYouTubeで無料でいい情報を発信して、それを見て信用してもらってから有料版に繋げる。っていうのと仕組みとしては全く同じになります。
改めて、どんなビジネスも一緒だなーって思いました。
特にネトフリとかは世界で2億7000万人以上が使っていますし、その家族も含めたら5億人、10億人って見ています。そこに番組作っておいたら、今後一生ずっと見られ続けてファンがどんどん増えますよね。
無料有料かかわらず、こうやってメディア持つってことがどれだけ有効なのか?っていうことも、F1とかネトフリからも学んだりできます。
結局、強い構造、仕組みを持っている企業や個人であれば、勝ち続けることができるし、このフロントバック戦略の仕組みは古典的だけどいまだに強く機能していて、儲かります。
こういう絶対にやった方がいいこと、クリティカルな仕組みづくりっていうのをコツコツやっておけば、トレンドに左右されることなく利益を増やしていくことが可能です。
構造的に強いものを、徹底的に活用する。これだけで全然ビジネスの売り上げ変わってきます。
ずっと発信しているのに儲かっていない。っていう人は、よくよく話を聞いてみると全然ブログ書いていない。YouTubeも撮っていない。自分で作れるのに、そもそもメディアで発信していないのです。
そして、自動で集客もされなければ、自動でファンが増える仕組みもなければ、自動で商品が売れる仕組みもない。ただ原因がそれだけ。みたいなことも、よくあります。
自動化って難しいものじゃなくて、たとえばメルマガの中で商品が勝手に紹介されるようにする。とかそれだけなんですよね。買うための仕組みっていうのがちゃんと用意されていることがとても大事なので、その動線組んでいくことがまず大事です。
やることってシンプルで地味だけど、そこを乗り越えられる人が強い仕組み作れるし、ほとんどの人が地味とか面倒とか、今でもそんなの効果あるの〜?って思ってやらないので、やるだけで差別化されて強い仕組み作れます。98%がやらないので、やって、続けるだけで差別化されるのです。
メディアで信頼を得るのと興味づけして、高額の商品で利益を獲得する。それを自動でされるようにする。この構造はやっぱり昔から今までずっと超絶強いです。
事実、ここ5年でF1の売上は2倍くらいに増えていて(4800億円)、世界中で新規ファンが増えています。もともとヨーロッパ中心だったんですが、アメリカやドバイ、シンガポールなどでもレースをするようになり、ネトフリなどでの教育もあいまって、どんどん新規ファンが増えています。
結局、強い構造っていうのは普遍的。っていうことですね。
次の日に予選も見れたんですが、シンガポールの動物園行きたかったのでやめておきました。
観客はヨーロッパ系の白人がやっぱり多かったですね。日本人も20人くらいは見かけました。日本からもシンガポールは近いですからね。
ホテルでもF1の服着ている人がたくさんいて、F1シーズンの波を感じました。
まあ何が言いたいか?っていうと
興味の幅を増やすっていうのが大事なのと、なんでもかじっておく。そこから何か面白いことが起こるかもしれん。ってことです。
そのためには今回みたいに偶然を楽しめるように普段から訓練しておくと、人としての経験値の幅が広まるんじゃないか。っていうことです。
僕の場合、F1とか子どもの時に見てた時は、うるさくてしゃーなかったです。
大事な日曜日の朝3時とか4時とかにオヤジの車に乗って、見に行くわけです。大阪から三重県っていうのは高速道路もあるけど、山道も通るんで気持ち悪くなって吐きそうになったり。
で、行ってみたら爆音の車が走っている。ルールも何もわからない。親が見て喜んでいるだけ。
と当時は思っていましたが、大人になって車の魅力に触れたり、ああ、命懸けでレースしてるのってシンプルにカッコいいよなって思ったりするようになった時に、見え方一変しましたよね。
それまでは親の自己満足でキャンプとかレースとか連れて行かれていた。みたいに思っていましたが、普通に子どもの教育にもなっていたっていう。
興味の幅を強制的に広めてくれていたんだな。って改めて思いましたね。
逆に親がF1連れていってくれてなかったら、今回のシンガポール旅行とか最悪なわけです。
事前に調べてなかった自分が悪いんですが、マリーナベイサンズとかマーライオンのところとか、家族を連れて行けない。F1で封鎖されているからです。笑
ってなると、なんやシンガポールってF1で不便なとこやなー。つまんね。ってなって終わりです。
でも僕が幸いにして昔、強制的にF1見に行っていたので、家族にその良さを伝えられたりしまして。
じゃあこれって知識とか経験とか、視点の違いってことです。
なるべく何にでも興味のアンテナを張っておく。なるべく何でもかじりだけでいいので触れておく。
っていうことをやっていると、いざって時に焦ったり感情ブレたりせずに、状況を楽しめたりします。
世界一周を家族でやっていると、まだまだトラブルとかも全然あったわけですが、そういう時にも自分のやるべきことを粛々とやっていました。
それについては、また次回のドイツ編で。
他の世界一周記事はこちらで見れます。