【京都・奈良旅】「体験」に金を使いまくることが、最強の投資である理由。

こんにちは、億人です。
この間、大阪、京都、奈良と回ってきました。
今回は京都のマリオットグループ最高級ホテル「翠嵐(すいらん)」と、 奈良の「紫翠(しすい)」というラグジュアリーホテルに泊まってきたんですが、結論から言います。
「ビジネスは最後がすべて」
これに尽きます。
どれだけいい商品を提供しても、 最後の最後で手を抜くと、顧客の満足度は地に落ちる。
今回は、高級ホテルでの実体験をもとに、 ビジネスにおける「ピーク・エンドの法則」と、 僕が痛感した「AIを使わないことによる損失」について 本音でガッツリ話していこうと思います。

京都・嵐山のホテル「翠嵐」:ハードは最高だが…

まず京都では、嵐山の橋を渡ったところにある 超一等地のホテル「翠嵐」に泊まりました。
こちらはマリオットグループの「LUXURY(ラグジュアリー)」というシリーズのホテルです。
昼間の門は撮り忘れました。
左にある建物がカフェですね。カフェ専用の建物です。ここをずっとまっすぐ行った先にあります。
建物もお部屋も、本当に素晴らしい。 部屋には露天風呂がついていて、 そこでゆっくり今後の戦略を練っていました。
離れにあるカフェも雰囲気が良くて、 シャンパンを飲みながら温泉に入り、思考にふける。
窓の外には満月が見えて、 「昔の人はこういう風情を感じて、俳句を詠んだりしたんかなぁ」 なんて思いを馳せたりして。
離れのカフェも雰囲気が良くて、これはお茶菓子と日本酒をちょっとだけいただきましたね。
ピアノの生演奏を聞きながら日本酒でほろ酔い、最高です。
宿泊客の9割は外国人で、支配人もインドの方。
完全に海外富裕層向けのラグジュアリーホテルという趣です。
サービスとして良かった点も、もちろんあります。
1. カフェの利用券をもらえたこと
2. チェックアウトに合わせてタクシーを呼んでおいてくれたこと
3.部屋のアップグレード
タクシーの無料送迎はさすがやなって感じしますし、「翌朝は12時にタクシーをお呼びしましょうか」という話だったんで、12時にタクシーお願いしますって伝えといたんですね。
ただ、一点だけ。 どうしても許せない大減点がありました。
12時チェックアウトの予定で、 僕は11時55分にはロビーに出たんです。
なのに、支配人が手続きを忘れていたようで、 完了したのが12時20分。
理由を聞いても「特に理由はなく忘れていました…」と。
…せめて何か言い訳を用意してきてくれよw
「他のお客様のご対応が大変混み合っておりまして、遅れてしまいました。」でもいいし。「京都の街の交通が非常に混み合っておりまして、タクシーのお迎えが12時20分頃になります。」とかでもいいし。
こういう演出、欲しいですね。
20分も25分も待たされて「忘れてました」なんて、「ふざけんなよw」と。
前日に泊まった大阪のビジネスホテルですら、 エクスプレスチェックアウトで0秒で終わりました。笑
エレベーター降りた瞬間にボックスにカードを入れて終了です。
ましてやタクシーを12時に呼ぶっていう提案をしてきたのは向こうなんで、そういう意味では12時に終わるよなっていう期待もこっちもするわけですよね。
その一言を例えば12時の段階とか、割と早めに誰かスタッフに一言言わせるっていうだけでも、こちらの印象って絶対変わってきてるはずなんですよね。
僕もそういう時ってどういうマニュアルなのかな?どういうレベル感なのかな?とか観察しちゃうんで、こっちからあえて声かけてないっていうのはあるんですがw
高級ホテルだからこそ、期待値のハードルは上がります。
サプライズ的な加点はもちろん嬉しいけど、 こういう基本的なところでの「大減点」があると、一気に冷める。
最後は日本人女性スタッフの方が丁寧に謝罪してくれて、 やっぱり日本人の接客は安定してて安心できるな、とは思いましたが、 ビジネスとして「最後」を締めくくれないのは致命的です。

奈良のホテル「紫翠」:ハードは最高。だが…

あと今回奈良で泊まったのは、「紫翠(しすい)」という、こちらもマリオット系列のラグジュアリーホテル。
結論から言うと、 ハード(設備)は神、ソフト(接客)は改善の余地あり って感じでした。
まず、場所がすごい。 サンフランシスコ講和条約と日米安全保障条約が締結された奈良県庁だった場所で、 昭和天皇や吉田茂元首相がいらっしゃった由緒正しい場所なんです。
ここで実際に調印したらしい。中央奥に見えるのが昭和天皇が座られた席。
歴史的背景を知っているだけで、泊まる価値が跳ね上がります。
 
建物の入り口に立派な松があったりとか。
部屋もグレードアップされていて、天然露天風呂がついていました。
めっちゃいい感じの部屋。でもマリオットのカードで毎回アップグレードされるたびに思う。「なんでツインやねんw」仕事でまとまって考え事をするときに、これは寂しいw
お部屋直結で露天風呂があるのはマジでテンション上がります。
統一されたランプは奈良を象徴する春日大社には、数千基の灯籠が奉納されていて、それをイメージしています。
凸凹している壁は名栗(なぐり)という日本古来の表面加工技術で。
凹凸が光を複雑に反射し、見る角度や時間によって表情を変えます。
これ見てて、すごいじんわりと癒される、すごい素敵な壁でしたね。こういうディテールにこだわっているのがすごい素敵でした。
フランスの本。
奈良を代表する漆芸家、樽井家の展覧会図録。奈良漆器は1300年前歴史があって、日本最古の漆工芸の一つ。樽井家はその伝統を守り、正倉院宝物の復元なども手がける名門です。
温泉は茶色く濁ったお湯で、泉質は最高。
よい。冬場だったので、部屋に着くと同時に入りましたね。
泉質は京都よりもこっちの方が好きでしたね。体がすごい温まります。
場所は奈良公園の隣なんですけど、受付の建物、ホテルの部屋、カフェをそれぞれ歩いてちょっとずつ道を隔てて移動するから、すごく趣を感じましたね。
↑これカフェです。
このカフェの入り口に、大きな大木の切り株のオブジェがあって、これよかったですね。超でかかったです。奈良の歴史を感じます。
 
こちらも17時から19時までカフェを利用できて、ラウンジみたいな感じでシャンパンとかいただけます。あと、軽食。僕はちょっと仕事の考え事をしたかったのでノンアルで行きました。
全体的にはめちゃくちゃ良かったんです。ただ、一つだけ納得いかなかった点が。
チェックインした後のスタッフの対応です。
身長180cmくらいの、若いスタッフが部屋まで案内してくれたんですが、
「荷物をお持ちしましょうか?」の一言が、ない。
ずっと客である僕に荷物を持たせたまま、 建物のうんちくをダラダラと説明してくる。
正直、「そこじゃないねん」って思いました。笑
知識を話す前に、まずは目の前のお客の荷物を持ちましょうよ、と。
やっぱり、こういう細かいところって マニュアルの積み重ねやと思うんですよね。
マニュアルに「部屋にご案内するときは、荷物を持ちましょうかと必ず聞きます。」という一文を入れるだけでいいですよね。
ただ施設の説明するだけじゃなくて、気遣いができるかどうか。 目的はお客さんにとって心地のいい空間を提供することのはず。接客っていうのは細かな知識を植え付けるためのものではないです。
こういう細かい点で、評価っていうのは変わっていきます。
これはどのビジネスでも一緒です。 神は細部に宿る。
・京都の翠嵐: 女性スタッフだったが、しっかり荷物を持ってくれた。でも、最後にチェックアウトで大減点。
・奈良の紫翠: 最初の対応が、配慮が足りず違和感。それ以外は完璧なホテルだった。
両方とも接客の部分で多少の改善点は見えたという感じでした。
ただ、面白いことに、 最終的な印象としては、奈良の方は「不便だった」という印象があまり残っていません。
なぜか? チェックアウトが一瞬で終わったからです。
奈良は締めくくりがめっちゃスマートだったんですよね。

「ピーク・エンドの法則」を理解せよ

これ、心理学でいう「ピーク・エンドの法則」そのものです。
人間は、経験を「最も感情が動いた時(ピーク)」と「去り際(エンド)」の 2つの局面だけで判断する傾向があります。
京都は途中まで最高だったけど、エンド(チェックアウト)で大コケした。 奈良は入り口でコケたけど、エンドがスムーズだった。
結果、奈良の方がネガティブな印象が残りにくいんです。
ビジネスも全く一緒です。
入り口と、帰りのタイミングで「不適合」を起こさないこと。 特にアフターフォロー、最後の印象が超重要です。
神は細部に宿ると言いますが、 顧客の記憶は「最後」に宿るんです。

お金は「体験」に変えてこそ価値がある

昔は「体験価値」みたいなものに 全然興味を持たなかったんですが、 今はすごい興味を持っています。
結局AI時代に残るのって、単純な知識は絶対に残らないんですね。 100% AIに負けるんで。勝負するのはそこじゃなくて、自分の腹から喋ってることであって。
AIは逆に言うと、知識量はえぐいけど、体験の深掘りとかそういうのはできないですからね。腹に落ちていることっていうのは自分が体験したこととか納得していることとか芯から出るものなんですよね。だからどんどん自分の体験を増やしていって、世の中の解像度を上げたり視点を増やしていくっていうのが必要あるわけです。
家族で世界一周したり、南極に行ったり。無人島に行って食材を買い込んで何日か住んでみたり。 今回のように歴史ある場所に泊まってみたり。
こういうのは、自分が生きて脳みそがボケない限り、半永久的に自分の口から話せる知識となり財産となります。
贅沢な体験をしながら、これは長期的な投資になっている。

マリオットのポイントプログラムがよい

普通に泊まろうと思ったら10万以上するようなお宿だったりするんですけれども、これをクレジットカードのポイントで泊。こともできまして、割と僕はそれを使ってます。じつは。
これは結構便利で、例えば世界一周した時も、Marriottグループのホテルに泊まった時もありますし、その時はハワイのリッツカールトンなどに泊まったんですけど、家族で普通に泊まったら30万〜40万するところがポイントで行けちゃうみたいな。
年に1回、2回こういう非日常体験をしておくだけで、人に話せる事例のネタも増えるし、単純に体験としても面白いし、一生自分のセンスを磨いてくれる体験ではあるので、すごいおすすめですね。
普段使っている買い物をマリオットのカードにしておくだけなんで、めっちゃポイント貯まりますし、ポイント還元率もめっちゃいいんで、興味ある方はDMとかメールください。
マリオットは世界中でさまざまなホテルを展開しているので、普通のビジネスホテルからラグジュアリーなホテルまで、さまざまな体験ができるのでおすすめですね。僕の友人で世界中旅しながら仕事してる人もマリオット使ってますし。
人の紹介で入ると、さらにポイントが付いたりするので、興味のある人は連絡ください。先に言っておくと、僕もちょっとだけポイントをつきます。ただ紹介された側、入会する側の人の方がポイントめっちゃつきます。なのでめっちゃお得です。

東京にもラグジュアリーシリーズ、あります。

他にも、東京の紀尾伊町(赤坂らへん)にもラグジュアリーシリーズのホテルがあって、僕はこれで3つとも全部行ったっていう感じで、国内は全部行きましたね。
都内の方は眺望が素晴らしくて、夕方の富士山の隣に落ちていくサンセットが非常にきれいでした。
共用施設は都内が一番充実していて、ジム、プール、あとサウナとかあるので、一日中出なくても楽しめますね。京都の翠嵐はジムがめちゃめちゃ小さくて、2人しか入れないところがあるだけで、ちょっと共用施設は弱いかなって感じです。奈良の紫翠はジムは普通に使えるスペースがあるけど、プールとかサウナとかはないっていう。
36階が受付ですが、受付会が最上階で、景色がとても良いのでおすすめです。カフェやランチ利用もできます。
…ロビーのあまりいい感じの写真が撮ってなかったです。笑 ただ東京タワーとか見えるので、 夜景がいい感じです。
こういうのは肌で触れて、現地の空気感や香りを嗅いだりながら、実際に自分の中で言語化していくと、ビジネスの統一感を作るブランディングの勉強になります。
試合室やホテルの部屋に置いてる小物一つ一つまで、本当に意味を持たせてやってるっていうのがすごくよくわかります。

まとめ

実はマリオットのラグジュアリーシリーズでは、ここでは紹介しきれていないくらい、細かいこだわりがいっぱいあるんですよね。
こういう経験が周り回って、絶対に仕事に返ってくるって分かってるから、お金を使うことに躊躇がなくなりました。
こうやって経験を積んで、語れることを増やして、 自分の「希少価値」を高めていく。
これが、AI時代の働き方であり、生き方です。
皆さんも、目先の作業はさっさと終わらせて、空いた時間と余ったお金で、ガンガン「体験」に投資していきましょう。
次回は京都と奈良でAIを使った「体験の違い」を話したいなと思います。
結論から言うと、奈良でのAI使った体験がすごく良かったんで、その辺話します。
ではまた。