起業でとっていいリスクとダメなリスク、教えます。
億人です。
結論を言うと、
コントロール可能なリスクはとっていい。ということになります。このあと詳しく説明します。
逆にコントロールできないリスクをとっている起業家は
そのうち軒並み潰れてしまう。ゲームオーバー。
僕は10年以上起業してきて、
まわりに成功者もいれば、消えていった人もたくさん見てきました。
ある人は酒に溺れ、ある人は女、ある人はギャンブル。
ある人は借りた金が膨れすぎて消えてしまったり。
長期間稼ぎ続ける起業家になるため
今回の話は非常に重要なので集中して聞いてください。
教養的内容なのでちょっと難しく感じる人がいるかも。
でもがんばって読んでもらうとリスクと起業について
めちゃくちゃ解像度高く世の中見れるようになって
世界の見え方変わるので、がんばって読んでみてください。
では始めます。
そもそもリスクとは?
ところで、みんなリスクリスクって言いますけど
リスクってなんなんでしょう?
それすら分かってなくて、例えば
起業はリスクが高いから、怖くてできまへん!
みたいな人って結構いまして。
これはリスクを危険、と捉えている状態なんですが
起業においては、とても解像度が低い回答と言わざるを得ない。
倒産リスクとか遭難リスク、とかだったら
確かにこの意味が正しいんですけどね。
起業においてはちょっと違う。
正しくリスクについて知ると
リスクがリスクじゃなくなってくるので
まずはその感覚を覚えてもらえたらな。と。
で、起業におけるリスクっていうのは
リスク=収益や損失に影響する可能性っていう感じです。
つまり
最高にうまくいったらこうなる。
最悪の場合はこうなる。
ということをシミュレーション
した振れ幅のこと。です。
優しく話してみましたが
これだけではイミフだと思うので
もっと噛みくだいて話します。
具体例で見ていくとわかりやすい。
リスクリターンの関係性
例えば、投資だとわかりやすい。
あなたがFXで短期トレードするとします。
FXというのは米ドルと円、ユーロと円などを交換して
差益で儲ける方法。(詳しく知りたい方は調べてみて)
手元のお金が100万円あります。
海外のFX口座を使ってレバレッジをかけます。
レバレッジというのは元々の資金以上のお金を
利子付きで借りること。借りる条件は様々ある。
仮にレバレッジ10倍にしたとする。1000万円の資金。
1ドル=100円だとしたら
1000万円が10万ドルになる。全部交換した。
1ドル=110円になると
円に戻すと1100万円になる。100万円、10%の利益。
元のお金からすると2倍になっている。利回り100%だ。
ここから取引手数料とか利子が引かれて自分のものになる。
逆に
1ドル=90円になると
円に戻すと900万円になる。10%の損失。
100万円が0になる。
さらに取引手数料やら利子がかかる。
これをなけなしの全財産でやっていたら
返済ができなくなる。ゲームオーバーだ。
この場合のリスクっていうのは
「自分のお金が2倍とか3倍になる可能性も全然あるけど
逆に全財産を失うどころか、借金を背負ってしまうことになる」
というのがリスクになる。
この場合、この勝負をやるべきだろうか?
結論いうと、僕は絶対にやらない。
短期トレードも経験のためやったことはあるが
勝てる気がしない。相場の魔物にやられる。
正常な判断ができなくなるからだ。
もしやるにしても、
全財産がなくなった後に、借金がかかる可能性まで
リスクとして捉えておく必要がある。
リスクっていうのは可能性だからだ。
マイナスに振れたときの可能性を
悲観的に出しておけば問題ない。
さっきのシミュレーションで、もし
1ドル=80円になったらどうか?
その場合は200万以上の損失になり
元本はゼロになって、借金が100万以上残る。
(実際には追証とか必要になったりするのでそこまで酷くならないことがほとんどだが、シミュレーションとして分かりやすくする)
こういう時に、
100万円借金が残った時のことを
考えた上でFXをやっているのか?
それとも
100万円借金するなんて
まさか1ミリも考えていなかった。のか。
このどちらの発想でビジネスやっているか?で
人生の立ち回りというのは全然違ってくる。
なんとなく希望的観測で儲かることだけ考えている人よりも
ガチで悲観的な目線で見て損失する時のことも考えて
行動している人の方が、物事の解像度が高いので
生存確率が上がる。
希望的観測だけでFXすると投機、
悲観的観測もしていればビジネスになりうる。(ほとんど爆死するけど、数万人に一人くらいでプロトレーダーがうまれる)
これが
2流と一流や超一流を分ける
大きなポイントである。
うまくいく人は、うまくいかない時のことを
徹底的に考えている。
最悪の事態を考えた上で、普段の立ち居振る舞いを決めている。
だから爆死しないし、生き残る。
だからこそトータルでプラスになるように考えている。
僕だったらこうだ。
FXの過去のチャートを見る。
その上で例えば1ドル=80円までしか絶対に落ちない。と思っていても
自分の見立てが間違っている可能性もあるから
本当に最悪の最悪を想定して1ドル=60円まで見ておく。
すると借金が300万ほど自分に乗っかる計算。
借金が自分にのっても、受け入れる覚悟をする。
300万は自力で完全に返済すると決める。
その上で、FXを本気でやり切る。
もしやるとすれば、だ。
そして自分がこの最悪の状況を
自力で抜け出せる。と思うのであれば、
誰に止められても関係ない。やればいい。
やらない後悔よりやる後悔の方が
絶対にいいからだ。
やらないのが一番後悔が残るから
それが下の下の策。
次にひどい下の中の策が
こんなハズじゃなかったのに。。。と
想定が甘かったパターン。
これは非常に良くあるパターンだ。
FXだけじゃなくてさまざまな事業で起こり得る。
飲食やってみたけど思ったように集客できなかったり。
いきなり内装に金かけすぎて広告打てなくなったり。
投資詐欺に引っかかったり。
オンラインカジノでやられたり。(胴元が100%勝つ)
借金しまくっていたのに、思ったよりリアルビジネスが難しくて
すぐに借金だけ残して撤退してしまったり。
こういう時は甘んじて受け入れるべし。
自分がアホだったと認める。
自分も間違い犯すんだ。
今の自分の能力じゃまた同じ失敗してしまう。
と猛省するしかない。
そしてリスクについての
最悪のシミュレーションが甘かった自分の
バカさ加減を本気で治そうと思うしかない。
そして働いて金を返す。休み返上で。
ガチで働く。寝る間も惜しんで。
もしくは知識つけて
自分の生産性を圧倒的に高めるか。そのどちらかだ。
大丈夫。人間は痛みによって学ぶこともできる。
できれば先人の歴史に学びたいところだし
それで成功するのが理想中の理想だけど
腹いっぱい経験してみて、こっぴどく失敗したからこそ
人に話せる話もあるし、説得力が出てくる部分もある。
回り道しないに越したことはないけど
回り道した人間にしか話せないことがあるのも事実。
その失敗談をちゃんと伝えれば
それはあなただけの貴重なストーリーになる。
大丈夫、こんだけ偉そうに語っている僕も
たくさんの失敗をしてきた。
仮想通貨で儲かるつもりがゴミクズになったし
(トータルではすごい儲けたけど、銘柄単位では大失敗もある)
ビジネスでたくさんの裏切りを経験したし
兄貴のように慕っていた人がいなくなったり
離婚2回も経験したし。
でもここで重要な問いがある。
なんで億人がこんなにも失敗してきて
まだ金も時間もあるのか?
ということだ。
ここからが今回の話の真骨頂にして本題。
リスクコントロールについての話になる。
リスクコントロールできれば、起業はうまくいくに決まっている
今まで話してきたように
リスクっていうのはコントロールさえできれば
正直なんでもいい。
例えばお金を貸す場合。
人にお金を貸す時にはあげたつもりで貸せ。
という言葉を聞いたことはないか?
あれはまさしくリスクコントロールの話。
つまり、
なくなってもいい金だけ貸しなよ。
どうせ返ってこないから。
返ってこないのを確認したら、もう2度と貸すなよ。
そういう意味の言葉である。
なので僕はかなり大きい金額を持って行かれたけど
正直金銭的にはビクともしなかった。
なくなってもいい金を
持っていってもいい人に持って行かれたからだ。
でも流石に本当にいなくなるとまでは
予想できていなかったので、
しばらく虚無感に襲われた。
あれ?こんだけ仲よかったのに、
何のためにビジネスやってきたんやろ。。。的な。
そういう人生の虚しさとか、脱力感はあったけど
金銭的なリスクはまあ、全然大丈夫だった。
起業家にとっては当然、
お金というのは血液みたいなもので
それがなくなることはゲームオーバーを意味する。
会社だと倒産、個人でも活動ができなくなる。
だからお金についてのリスクは
適切に管理しなければならない。
最悪の場合に、
自分のキャパを超えるような失敗が
起こり得るようなリスクだけはとってはいけない。
再起不能になったらゲームオーバーだからだ。
自分が責任取れるリスクは、むしろガンガンとったらいい。
なので、僕は借金については
特に自分なりのルールを儲けている。
借金をしてしまったら基本的に
ダメージを受けるからだ。
そのため僕が持っている
自分なりのルールというのは
最低限、儲からなくても
自分のなかに何が残るか?
ということに対して
納得がいったものにのみ
投資をしていくということ。
例えばさっきのFXとかだと
僕はそもそも本腰を入れてやらない。
プロや証券会社にカモられて終わるからだ。
失敗するのが目に見えているのに
そこに情熱や時間、大切なお金を注ごうとは思えない。
金を失ったら、それで終わり。
何も手に入らない。
男性がムラムラしまくって風俗に行って
そのあと賢者モードになって虚しさ感じるのと一緒の金の使い方だ。
一方で僕がリスクコントロールできるものとして
非常によく買うものがある。
それは情報だ。
いつも情報が大事。情報が大事。って言っているんだけど
それはリスクコントロールしやすい。
ということが1つの大きな理由だ。
つまり例えば20万円かけてブログ塾に入った。
そうすればお金は確かに手元から減るけど
最低限、20万円分の知識は残る。
ブログの作り方、儲かるネタのジャンル、
どうやって収益化すればいいのか?など。
この時点で僕からするとトントンだ。
だから損するっていう発想がない。
というか実際に損しないから
ガンガン情報投資している。という話。
他にもセールスでも同じだ。
セールスについての教材を20万円で買う。
最初はお金が出ていく。
でも、最低限、知識は自分の中で残る。
セールスの仕方、高額商品の売り方
クロージングに至るまでを
全てまるまる20万円分の情報を学ぶことができる。
この時点でトントン。
さらに自分でセールスできれば
お金を手に入れることだってできる。
こうやって最初に
このお金の使い方した時の
1番のリスクってなんや?
最悪の状態ってなんや?
っていうことを最優先に考える。
その上で
絶対に損しないものに使う。
これが本当の意味での投資。
そういう意味において
最上の策、つまり上の上の策が
情報投資というわけ。
自分で情報には価値があると真の意味で納得していたら
情報投資においてリスクっていうのが消滅する。
まずはそれくらい、情報というのが大事だ。
ということをこのブログで学んでもらいたい。
さまざまな記事を読んで、読み込んで、何度も読んで
情報が重要だ。ということを本当の意味で理解してほしい。
リスクリワード(リスクと報酬)という観点からみて
情報投資は、他のものより明らかに優れた投資なんだ。
たとえばビジネスで人脈が大事って理屈がある。
交流会とか飲み会とか行きまくるぜー。みたいな。
でも、大抵の場合、大した人間はいない。
残念ながらね。
3000円とか5000円の飲み会に行ったところで
ちょっと主催者にピンハネされた後の
お世辞にも豪華とは言えないおつまみとか軽食が食えるくらいだし
実際に何が残るの?っていうと
大量の名刺くらいでそこから
ビジネスになるような出会いはほとんどない。
そもそも知識がなくて自分の能力値が低い時に
大量の人間に会っても、興味すら持ってもらえない。
それがビジネスの現実。
だから、この場合得るものは何もない。
人脈作りのための交流会は
最悪の場合、お金を使っても何も残らない。ということになる。
株の最大のリスク
例えば株式投資とかも一緒。
株式投資って意外と時間がかかる。
企業の財務状況を見るだけではなくて
経営者の思考の癖とか、組織がどうやって作られているか、
人事制度はどうなっていて社員はやる気に満ち溢れているか?とか
そもそも株価は妥当な金額なのか?割高か?割安か?
どこまでチャート的に上がるのか?下がるのか?とか
他の企業群と比べてどれくらい投資優位性があるのか。とか。
一つの銘柄を選ぶのにとんでもない時間がかかる。
長期的にその企業の経営者を信じて株を持つ。というのは
とても時間がかかる作業だ。
しかも日本株はなかなか上がらない。
株式投資は最悪の場合、経営についての知識はつく。
しかし、長期間お金をロックされた挙句に値段が下がって
損失を被る可能性がある。
というのが最大のリスク。
知識は確かにつく。
今勢いのあるビジネスを研究するのに
企業のIR情報とか見るのとか僕もやるし。
でも一方でリワード、報酬の部分がかなり低い。
トレードのような投機的な行動は論外として、じゃあ
長期投資ってなると5〜10年は最低みていたいし
下手すると20年とか持つことになる。
その間に資金がロックされるっていうのが
ガチでしんどい話になってくる。
仮に買った株が下がりまくっていたらどうだろう?
手元に残るのは僅かな金だけだ。
そして、その間の時間は2度と返ってこない。
あなたはたった一度きりの人生で
若かりし20年間というかけがえのない時間を失うことになる。
ただし。投資が全部ダメなわけではない。
世界の金持ちは投資家ばかりだ。
じゃあ、どういう時は投資していいのか?
結論からいうと、まとまった金があれば話は別だ。
例えば100億あれば年間利回りで3%だとしても
3億入ってくる。3億あれば使い切る方が大変だ。
ここまでくれば勝手に金は増えていく。
ちなみに世界一の投資家ウォーレン・バフェット(資産数兆円)は
80年以上投資をしている。だから投資を早い段階でやるべきだ。
なんていうナンセンスなことを言う人がいる。
彼は確かに投資を人生の早い段階でやっている。
でもビジネスだって投資より前から幼い頃からやっているし、
彼が大きく資産を増やし出したのは、他人の金を集めてからだ。
それまでは師匠のもとで働く優秀な証券マンだった。
そんな彼でも自分で独立して他人のお金も使って
資金を大きくした状態で腰を据えて長期投資しているのだ。
株は確かに儲かる。
ただし、そこにはさまざまな条件が必要だ。
素人が100万円を10億にしたい。みたいな夢を持っても
到底叶うはずがない。ウォール街で培った経験と知識に裏打ちされた
彼の投資理論がないと達成できないようなものだ。
いきなり投資するのは無謀すぎる。
虎の子の100万円が10億になることは
まずほとんどない。再現性がない。希望的観測でしかない。
こういう観点で総合的に判断していくと
最初は知識投資する。知識が増える。
その上でどんどん稼ぎを増やす。収入の道を増やす。
また知識投資する。生産性を上げる。
さらにどんどん稼ぎを増やす。収入の道を増やす。
これを繰り返して、最終的に余ったお金で金融投資する。
というのが一番良い方法だ。というのが
とても解像度高く理解できるはず。
なのでまずは全力で知識投資すべき。
最低でも知識は身に付く。
あとは稼げるようになるまで
知識つけまくって行動するだけ。カンタンすぎる。
しかも知識は一度身につけたら一生使えるし
掛け算でどんどん能力が上がっていくので
ガチで最強の投資である。
知識が金になる”沸点”に達するまで
ひたすら自分の能力を高めるために
知識投資する。実践する。というのを繰り返す。
これやってりゃあ誰でも生産性上がります。
産業革命の頃は機械を使うことで
人間は生産性を高めましたが
今の時代は情報です。いかに情報をうまく使うか。
これが生産性を大きく変えます。
情報化社会、IT社会なのです。
実は当時も情報を
うまく使っていた人間が
一番儲けていたんですが
それは話がズレすぎるので、
また別の機会に。
こういう発想を持っていたからこそ
僕は起業してから情報に金かけ続けました。
20万のブログ塾、50万のビジネス塾、
200万のコンサル、1000万のコンサルとか。
絶対に損することがないから、
全財産をぶっ込み続けた。
限界まで金を使い続けた。
借金もしたし、それも稼いで返せばいいや。
もしミスったらバイトでもすりゃいいや。と。
って考えればリスクは一切なかった。
だから学ぶことが楽しくて楽しくてしゃーなかったし
お宝を掘り当てるような気分。
これ身につけたらどんな人生になるんやろ?と
毎日ワクワクしながら学び続けた。
そしたら年収3億になったし
時間もお金も増えて、やっぱりな。って感じ。
本も大量に読み込んできた。
歴史、哲学、自己啓発、カルチャー、マンガ、などなど。
情報が人生変えるのに一番手っ取り早いし
クリティカルに人生変えてくれるから。
しかも一生自分の中に残る。
こうやって考えると
とって良いリスクっていうのは
絶対に得しか起きないことで金を増やす
なくなってもいいや。と思えるくらいの金が溜まってきたら
ながーーーーい目線で長期投資する。
っていう話になります。
最終的には金融をやった方がいい。
世界の金持ちはみんなやっています。そりゃそうです。
そこを真似したらいいけど、
いきなり素人が大事な金を握りしめて
金融投資なんかしちゃダメ。ということです。
資金を長期ロックされて爆死してしまうので。
今回はとって良いリスクとダメなリスクについて話しました。
超絶重要な話なので何回も読んでください。
追伸
追伸です。
じゃあ、どういうことをすれば
絶対に得しか起きないことで金を増やすことができるのか?
ということだけど6つある。
これらは学んで損することはない。絶対に。
・情報発信 → レバレッジかかる
・マーケティング → ものが売れるまでの流れが作れる
・ライティング → 文章、情報で価値を伝えられる
・セールス → ものが売れる
・ブランディング → 価値を高められる
・自動化 → 上記5つが自動的にできる
これできたら、それぞれでできていないところをコンサルすることもできるし
1つ極めるごとに収入が2〜10倍くらいにはなる。そんなイメージでいてほしい。
これはガチで習得しておいた方がいいやつ。
僕のメルマガやLINEで教えていくので学んでおきましょう。