テスラのSUV”モデルY”の試乗したら超よかった

こんにちは、億人です。

先日、テスラのモデルYに試乗してきました。
最近人気のSUVモデルですね。

一言で言うと、やーばかった。
マジで車の近未来がそこにあるな。と感じ
超よかったです。

乗りに行ったきっかけは
単純にテスラ自体、自動車産業において
世界一の時価総額となりました。

トヨタの方が販売台数が8倍も多いのに
テスラは1台あたりの純利益がトヨタの8倍高くて
連結純利益ではテスラの方が上回っているという状況に。

まさにEVが金を産みまくる状態となり
テスラの時価総額は100兆円に到達する勢い。

あとはイーロンマスクがツイッター(現X)を買収したり
1台あたりの広告費がゼロだったり。

何かと話題に事欠かないテスラなので
しっかりビジネス研究していこう。と。

今回はそんなテスラについて
・他社と比べた事業上の強み
・実際乗ってみた感想

などを書いていきます。

 

テスラの事業上の強み

まずテスラについてですが
広告費を一切使っていません。

その代わりに他社と比べて3倍ほどの
1台あたりの研究開発費を使っています。


広告費がゼロってやばくないですか?
ビジネスは基本広告をすることで伸びますが
広告費がゼロで世界一の自動車会社を作ってしまった。

これはなぜこんなことができるか?というと
そもそも創業者のイーロンマスクが
ツイッター買収を始めとするメディア戦略がうまいのもあります。
(そっちでは5兆円ほど使ったけど)

フォロワーが1億5000万人以上います。

これは個人のメディアではあるが
無料でとんでもない量の
広告が打てる。ということでもある。

これはイーロンマスクの持つ
無形資産であり、信用ですね。

ちなみに株の世界では
こういった帳簿に載らない資産を
簿外資産と言ったりします。

この簿外資産として代表的なのが
SNSのフォロワー数ですが
つまりは影響力ということ。

メルマガやブログなどで
定期的に読んでくれる人がいる。
というのも簿外資産ですし
リアルの人脈も簿外資産。

税金がかからないけど
信用になっていたり
事業の成長に役立つようなものを
いくつ持っているか?で
ビジネスの強さは変わります。

僕がメルマガやブログ、YouTubeに
力を入れているのはこういう理由から。

簿外資産として、信用を蓄えている。

信用残高を増やしていってるんです。

そりゃあ、やればやるほど
ビジネス楽になるよね。って話でして。

話がずれました。

 

ちなみにテスラのように無料でビジネスするのもいいですが
ある程度収益が出てきたら認知度や集客を進めるために
広告するのは必須です。

そうすると1億とか10億くらいのビジネスはできてしまうので。

これはあくまでイーロンマスクの知名度があってのこと。
そこはマネをする時に注意すべき。

 

これはビジネスの基本なんですが
あるブランドを広めようとする時に
ブランド自体を広めるのではなく
責任者やある1人の人間にフォーカスした方が
深いファン化をしやすいという原則がありまして。

個人への信用が商品に乗っかるイメージですね。
あの人が作っている商品なら間違いないや。みたいな。

イーロンマスクが作るなら面白い車に違いない。
ってみんな思うわけですね。

 

メディアを使って
創業者の理念、商品のこだわり、開発研究の過程
などを積極的に見せていく。

これは個人や小規模〜大規模事業にいたるまで
全てのビジネスをやる人が取り入れられることなので
やっていくと数字が変わってくる。

いわゆる感情的価値っていうやつですね。

 

テスラは広告使った方がより事業が伸びると思いますが
その分利益率が圧迫されてしまう。

今はトヨタが利益率10%に対して
テスラは17%ありますし
需要が供給を上回っているので広告は必要ない。という判断。

 

加えてEV(電気自動車)という
環境負荷を考えられたジャンルでの
リーダー的な会社になりました。

 

高収益体制と事業モデルへの期待値の高さが
現在のテスラの株価を大きく引き上げている要因となっています。

実際乗ってみた感想

予約して新宿のテスラに行ってきました。
場所がちょっと分かりにくく
あるビルの半地下みたいなところでした。

着いたら受付だけ済まして早速試乗。
このベンチャー特有の無駄のない感じもよい。

僕が乗ったのはこのモデルYの黒。

加速、ハンドルの重さ、エアコン操作とか
全部がタッチパネルでできてしまう。

あととにかく天井の開放感がすごい。
天井も高いし、圧迫感が全然ない。

っていうのも、全部UVカットのガラス。
これはテンション上がる。

 

あと実際に運転もしてみたけど、
非常に運転しやすい。

っていうのも、
アクセルとブレーキが一体化しているから。
これが人馬一体感というか
車が思いのままに動く感じを体現していて
めちゃくちゃに気持ちよかった。

加速もすごい速い。
6.9秒で時速100キロまでいく。

アクセルを離すと
勝手に減速してくれる。それも滑らかに。

これは実際に体験してみると
感動するレベル。

終始すんげー。めちゃくちゃ運転しやすいすね。と
テスラの店員に話しかけまくっていた。

なぜ今までアクセルとブレーキが一体化していなかったんだ。
というレベルで運転への概念が変わる。

もちろん危険防止のためにブレーキもあるけど
基本的にはアクセルだけで操作できてしまう。

ちなみに一気にアクセルを離してブレーキがかかっても
ガクッとならないように段階的に減速してくれるので
乗っていても気持ち悪くはならない。
その辺もちゃんと設計されている。

ちなみに↑の画面のように
周りにいる車とか人とかコーンは
全て認識されてスクリーンに映し出される。
(この画像では目の前のコーンをしっかり認識)

隣にトラックがいるとか、バスがいるとか。
そういうのも全部。

 

エアコンや音楽のボタンなど
無駄なもの付いていないし、全てタッチパネルで。
常に車の中身はアップデートされる。

非常にすっきりしていて洗練された車で、楽しめた。

 

来店から試乗終わるまで
20〜30分。

 

試乗後にはシンプルなお礼メール。

メールにも書いているけど
購入する場合はエコカー減税や補助金などが
ガッツリ受けられてかなり買い求めやすい。

モデルによっては
110万円も減税になったりする。

 

あと気になるのが充電について。

都心部だとマンションの人とかって買います?
充電どうしているんですか?って聞いたんですが

今はテスラスーパーチャージャーという
超高速充電スポットがあって
20分で200km分の充電ができるらしく。

ちょっと休憩するような感じで
充電も終わらせれるとのこと。

都心部で購入する人の約半数が
マンション住まいの方とのこと。
これは意外だった。

少し前までのイメージだと
EVはとにかく充電が長い、というイメージだったけど
技術はどんどん進歩していて
ここまで充電も速くなっているのか。という感じだった。

まとめ

テスラはユーザー目線で
乗り心地を究極まで高めている
車だな。と感じた。

今は子供も小さく
荷物も多いため
アルファードに乗っているが

次もし車を買うタイミングが来たら
テスラの購入を真剣に考えたい。

一方でテスラばかり乗っていると
・ウィンカーの位置が左(通常の国産車は右)
・右はドライブやバックなどシフトチェンジレバーになっている
・通常のブレーキを押す動作をしなくなる

という問題も出てくる。

これはテスラの運転性能が良すぎて
他の車に乗った時に逆に危ない。みたいなことになる。

この辺は考えものというか
地方とかでレンタカー借りる、みたいな時に
ちょっと注意が必要になるな。と。

 

テスラの良さは他にもあるけど
自分が感じたのはこんなところ。

普通にめちゃくちゃいいので
近くの展示場で一度試乗してみると良い。

百聞は一見にしかず。で
ガラケー持ってた時からiPhoneを初めて持った時のように
一度乗ってみると見える世界が必ず変わるはず。

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