無人島でサバイバル生活してみたら脳汁出まくりでヤバかった

こんにちは、億人です。
YouTuberとかディスカバリーチャンネルでも無人島生活チャレンジがされている、和歌山県の地ノ島という無人島に2泊3日のサバイバルキャンプに行ってきました

支給される物資は最低限の水、テント、寝袋、釣り竿、薪のみ。
食料は自分たちで持っていくのと、現地調達。

普段とちがう脳みそと、五感をフルで使ってきました

想定外ばかりの無人島、しょうゆかけご飯が最高にうまい、落ちてた漂流空き缶でコーヒーづくり、野生のアライグマとの格闘、などなど
サバイバルのハイライトと気づきを共有したいなと思います

想定外ばかりの無人島生活

当然っちゃ当然ですが、事前に僕が思ってた無人島とはギャップがありました。

漁船で移動。和歌山県有田市の港から10〜15分くらいです

ここから上陸。

けっこう森とか山とかあって、いろいろ調達できるのかなーとか思ってました。

でも実際行ってみると、信じられないくらい物資がなくて。笑

もう、目の前に見えているのが、無人島として活動できる、ほぼ全てでした。笑

・床は砂浜ではなくデカい石ばかりの場所で、歩くことすらままならない。。

サンダルだと足いてーw

テント設置するとこだけ平地。秒でここ一択で設置。

 

・木を採取しようにも斜面が急で、しかも木材が落ちてるような感じの山ではなく、断念。

歩ける範囲も1キロ2キロあるのかなーと思ってたけど、テントを中心に半径20〜30メートルくらいの範囲しかなくて、そのほとんどが岩場と山っていう。

上の写真の人が立ってるところにテント建てました

 

・さらに食料獲得のために釣りもしたんですが、

開始早々、海の底にしかけが根掛かりしまくって、釣り竿は7本あるけど、

使える竿が2日目にはゼロ、みたいなカオスな状態にw

 

割と、前半で釣りモチベはなくなりましたw

 

こういう想定外ばかりが起きたのが、逆に楽しくて、だからこそ脳みそと五感フル回転で生活できたのが、振り返るとめっちゃよくて、楽しかったです

人って想定外に陥るから成長するし、感情も動いて印象に残ります。この非日常がしたかったので、まさにという感じでオモロくなってきました

必要最低限は何か?

まずは寝床の確保。テントを建てます

完成したらこんな感じ。ええやん。

でも、中は地面に寝袋を置くのみ。下に敷くふかるかマットがほしい…でもそれに代用できるものもないので、そのまま寝袋だけで寝ました

寝袋はこんなやつ。夜ひまだと思って、いろいろボードゲーム持っていった

ほぼ地面の上に寝てるのと同じで、死ぬほど腰のよこの骨が痛かったので、満足に1日目は寝れなかったw

 

2日目は腰の骨痛過ぎて、横になる時に、タオルを敷いたけど、そのせいで全体重がさらにその骨に乗っかるようになって、逆にますます痛かった。

しょーがないので諦めて、寝ましたw

そしたら慣れてきて、意外と慣れた。人間の慣れってすげーよ。マジで。と思いました。

これどんな過酷な状況も人間って慣れます。これはマジです。そして、それを乗り越えられるのが人間なので、進んで不快に突っ込んでいくと、そこが自分の伸びしろなので、逆にオモロくなってきたりします。

 

ちょうどこのサバイバル中に、ある仲間が、ライティングに既視感が出ちゃってオモロいコンテンツ作れない、、って相談されたんですけど

それってオモロい経験が少ないだけだったりします。

つまり想定内、毎日同じことを繰り返しているだけ。

そこに感情の動きはありません。

面白い文章は必ず感情の揺れがあります。

ってことは、自分自身がふだんから感情が揺れ動くような新しい体験しているか?

これがライティングがうまくなる一番の方法になります。

もちろんスキル的にライティングの技術を身につけることはできますが、素材の部分も絶対オモロい方が、よりオモロい文章になるのは決まってます。

 

じゃあ、例えば僕だったら、無人島と南極でキャンプした割と希少人材なんですが

どっちの方が体験としておすすめか?とか話せるわけです。

 

ちなみにこれはどっちがおすすめかっていうと

ネームバリュー的には南極キャンプがいいですが、

実際の体験として面白いのはどう考えても無人島サバイバルキャンプですw

 

南極はお金払ったらいけますが

サバイバルは自分たちでなんでも作らないといけないのが楽しいし達成感がある。

人って与えられた感動では限界があるのです。自分で作り出す感動の方が、絶対に大きい。

 

こういうふうに、体験によって

人って面白い文章が書けるようにもなる。

 

文章って、素材(経験や知識)×加工技術(ライティング力、語彙力)

なので、この両方鍛えればいいだけなんですよね。

 

だから、マンガ読みまくって他の人の人生を擬似体験しまくったり、新しいチャレンジをガンガンしていくのが究極的には良いです。いい素材が集まります

遊んでばかりの経営者が、サクッと年間一億とか儲けるのは、こうやって感情の揺らぎを自分で経験してて、話しながら作れるからなんですよね。

 

話がズレましたが、大事なことなので伝えてみました

火おこしも慣れる

さて、無人島で何よりも最初にテンション上がったのが、火おこし

最初はその辺に落ちてる木材を拾って、それをコスコスこすり合わせて火おこしするでー!と思って探索したんですが、

ちょうどいい木材が見つからない…

しかも前日に雨が降ってて、大きめの木材があっても、しけってたので使いものにならないというトラブル発生。

火が起こせなかったら、さすがに米も何も食えない。

それはマジであぶねーってことで、

念のため用意してたチャッカマンに登場してもらいました。

 

火種はこんな草を拾って使いました。麦みたいな雑草

これがびっくりするくらい燃える。

 

チャッカマンはマジでえぐくて人間が作り上げてきた文明の力を痛感しました…。

 

自分たちで石を積み上げて作ったかまどに

大きな薪、中ぐらいの木材、着火用のわら系の植物をいれて、カチカチっとすれば火がついた。

うおおお、こんなに楽に火おこしできるとかエグいいいいいってなった。

中ぐらいの木材は島の浜への漂流物から、着火用のわらは斜面に生えてたので刈り取り、現地調達。

 

なかなかうまく薪に着火しなかったので、最初はてこずりましたが

火がついて、うおおおお神やん!ってなって、なんとか飯が炊けました。

石だらけの島だったので、かまどは作りやすかった

初回の晩御飯はこんなのだけ。パッサパサ。水少なかったな

白米、しかもおかずなかったけど、テント作って火を起こして、試行錯誤しながら作った米は

芯が残ってて固かったけど、まーじで旨かった。

 

火おこしも何回もやってると、かまど作りから薪へ火をつけるのもどんどんうまくなって、最後は余裕でできるようになった

つやっつやのコメ炊けるようになったし。

くっそうまかった。醤油かけごはん。

 

ここでも、人間って、知識と慣れだよなーって感じました。

食べ物の現地調達に脳汁ブシャぁぁあああ

次に食べ物。持ってった食べ物が、米4キロ、しょうゆ200ml、カップヌードル3つ、カントリーマァム、チーズピーナッツ、夜のバーベキューであぶる用のマシュマロのみ笑

これだけで4日間を生き抜くってなると、かなり栄養足りねー

圧倒的な食料にたいする準備不足を感じましたw

まあ、あとぶっちゃけ2日間なら水があればなんとかなるっていう事前知識はあったので、現地調達でっていう甘い考えはありましたね。とはいえ、やっぱり無人島生活していると腹減りまくりでした

山のほうはなかなか急斜面で木も多くて、道が険しく、食料になりそうなものも見つからなかったので、断念

 

テント作って、食料そのへんにねーなー。ってなってから、先ほどの火おこしをして、米炊いて、持ってきてたヤマサのしょうゆかけて食ったのが2日目。

これ。これが神のうまさだった

なぜか卵かけご飯の味して、なんじゃこの旨さはー!って、米つぶが口からドバドバぶっ飛ぶくらいビビりました。

 

クソ美味かった。無人島で一番うまかったのが、最初にしょうゆかけて食ったご飯でしたね。

これは5人いて5人が卵かけご飯やー!ってなってたので、マジでうまかった。あ、自分の勘違いじゃないんや、マジで旨すぎるってなったもんなぁ。

でも不思議と、何口も食べてると、感動って薄れる。人間の慣れってすごいすわ。

 

で、さらなる食料探しでやったことが釣りと貝集め

釣りはウキがなくて、ずっと地面に根掛かりばっかりして、すぐしかけがなくなって、

うわぁ、魚取れへんやん…って絶望感やばかったw

結局途中で、潮の満ち引きで逃げ遅れたハゼを1匹しとめただけで、魚は食べられず。

そのかわりにカメノテという貝を大量に獲って食べました

カニもいたけど、食べず。カラがカリカリしすぎてて美味しくなかったので、魚釣りのエサにしました

カメの手は右上の黒いやつ

 

むいたらコレ。なかなかの見た目しとる…これ食べれんの?って感じでしたが、食べるとイカのような味。うまー。

全然いくらでも食べれる味でした。貴重なタンパク源すぎる

 

ちなみにカメノテは瀬戸内海では、普通に居酒屋とかでメニューにあって出てくるみたいです

いろんな貝見つけて食った時は脳汁がブシャーっと出て、最高に美味かったですね。あれは無人島で栄養不足の生活してたからこその旨さだったので、マジで最高だった。

 

あと、夜みんなでマシュマロを箸に刺して焼いて食べた。

これはキャンプの定番すね。持っていってみんなにお裾分け。

外が焦げるくらいにするのが美味しい

これがシンプルだけど、最高のデザートだった。

 

あとはカップヌードル持ってきてたメンバーいたので

それをみんなで回して食う。

えぐすぎる。うまうまうまうま。優勝。

余った米ぶちこんで、最後の一滴までおいしくいただきました

野生のアライグマ撃退のために武器を製造

あと、夜になったら野生のアライグマがやってきました。

食料をあさるためです。

焚き火とかしてたら、テントの周りに

ぞろぞろ2匹、3匹とやってきたんですよね。

 

写真探したけど、暗かったからなかった…

野生のアライグマ、こんな感じ。

 

アライグマって意外と獰猛らしく、しかも野生のアライグマは狂犬病持っていることが多い。

狂犬病は致死率100パーなので怖すぎる…

マジで噛まれたら死ぬ、こえーってことで、武器を作りましたw

これです。

ヤリ。

そのへんに落ちてた包丁を麻ヒモでくくりつけただけの原始的武器。

しかし、これがあるだけで安心感やばいです。

武力には武力による統治をします

 

食い荒らしにきた時に、

逃げるアライグマの移動の方向を予測して、ヤリをぶん投げたりしました。

あとちょっとで直撃する、みたいな感じでした

この時の興奮、えぐかったです。体験しないとわからんテストステロン出てましたね

 

実際、2泊目の夜中3時30分ごろに

外のジャリがザクっザクって音がしたので、なんやろーと、おもむろに起きてみたら

テントの入り口のファスナーがジーっと開いてきて…

テントの中にアライグマが入ろうとしてきました…!

こんな感じ。

目があって、1メートル先にいた。

マジで入られたら、病気なって死ぬ、、、しかもみんな寝てるし。俺がやるしかねえ。

 

視近距離で目があったのでライトでまずは光を当てて、人がおるぞ!ってつたえて

威嚇して、外に出て追いかけてヤリ持って追い払ったっすw ←完全なる原始人ムーブ

動物園のかわいらしいイメージだけだと野生ではやられる…ってなったので、こっちも必死。

ライト片手にヤリ持って威嚇しておきました

ただ、残飯の貝やらコメは朝起きたら全部食べてたので、おあいこってことで。

どんどんワイルドになる

人間の慣れとはすごいもので

どんどん野生生活に慣れていき、ワイルドになりました。

 

・漂流してきたゴミの中から燃える木材を拾いあさったり

・落ちてる空き缶拾って、それを鍋がわりにしてお湯沸かして、切ったペットボトルでドリップしてコーヒー飲んだり

(4、5回使ったらカンが破裂して水が漏れるようにったけどw)

 

・初めは見た目グロいなーって思ってたカメノテが美味しくなったり

・岩場の上に5人の男が雑魚寝して、背中や腰痛くなりながらも、2日目には疲れ果てて熟睡できたり

・海水が干あがったタイミングを狙って陸地沿いにズンズン突き進み、1キロほど先にある同じ島のキャンプエリアを発見して、ハンモックなど人間の文明のすごさを知ったり

割と海きれいで

こんなところをひたすら移動したら

不毛の無人島と同じ島とは思えないような、キャンプ場を発見

うおおおお、平地があるだけでテンションが上がるくらい脳がバグり散らかしましたwww

みんな疲れはてて寝てた。

ハンモックも見つけて、文明に感動する。人間がブルドーザーとか使って整地できるよーになったのって、ごく最近のことやし、すげーなーと思った

 

とにかく自然に今までやってこなかったことができるようになり、自分の中の野生が解放されていく感じが心地よくて。

これを機にサバイバルとか狩猟、キャンプとかは趣味に入れていきたいなーって思いましたね

労働の楽しさを知った

あと、シンプルに何やっても楽しいっていうのがあった。

現代は本当に便利すぎるくらい便利なので、その便利さを

いまいち自分が理解できていない感がありました。

 

でも、火をつけるのも、水を確保するのも、食事にありつくのも

まったく当たり前じゃないっていう環境になった時に、

ああ、今までってめちゃくちゃ恵まれとったんやな。。っていう感謝の気持ちも出ましたし

 

うおおおお、全部自分たちでやっているって面白ええええ!!!!!

っていう脳汁ぶしゃああああな体験もめちゃくちゃ感じた。

 

不便だからこその豊かさというか。

人って暇になるといろいろ考えるじゃないですか。

無人島って考える暇もないくらい、忙しい。

 

食料の確保、寝床の確保、火おこし、調理、などなど。

シンプルに働きまくって、体も疲れますけど、

自分らで作った飯を食うのがうますぎる。楽しいいいいいい。

ってなってました。

 

醤油かけご飯が、卵かけご飯の味をしてて

頭おかしくなるくらい旨かった。マジで脳内麻薬のエンドルフィンかなんかが、ブシャブシャ出まくるのを感じた。

リアルに人生イチレベルでうまかったな。

また無人島行って食いたいレベル。

 

無人島の娯楽

あとは、多分食料の調達とか終わって、夜寝る前は特にやることもないやろーと思ったので、個人的にボードゲーム持って行きましたw

ボードゲームのカタンと、ゴキブリポーカーを持っていったので、他のメンバー巻き込んでやりました。

まわりのメンバーはほとんどの人がカタンやったことなかったですが、今回のサバイバルで全員覚えてたのが嬉しい笑

カタン面白いしビジネスの勉強になるので、オススメです。

無人島生活とカタンで人間の歴史を感じたわ

特に無人島を開拓しながらやると、よかったですね。

なんで人間が文明を育てていくなかで

麦、鉄、羊、木、レンガを必要とするのか?が分かった気がしました。全部エグい必要だわ。

麦はパンやパスタなどの食料、鉄は武器や調理器具など、羊は羊毛による衣服を作り、ミルクを飲み、肉を食うことができる。木がないと火が起こせないし、レンガがあれば家を作れる。

ヴァイキング時代の漫画、ヴィンランドサガを読んでいると、なおさら1000年前くらいのヨーロッパ人たちが何を考え生きていたのか?が分かる気がしました

 

無人島には、マジでなんもない。当たり前ですが今みたいに、ブルドーザーとかトラックとかないわけです。

ってなると、平地を作るの自体がエグい大変すぎる。

 

ヴァイキングが活躍した時代の北欧では、わずかに残された平地に家を建て、羊を育てて暮らしてたわけですが、

不作になったり、もっと豊かに暮らしてー!って思ったら、略奪行為をするしかなかった。それくらい干あがった土地があるってことは、日本にいるとなかなか実感できないです。

でも無人島行ったり、北欧のデンマークとか年中寒いアイスランドとか行ってみると、分かる。

 

まーじで、何にもない土地にいて、しょうゆかけご飯ばっかり食べてると、

これ何年もしてたら、略奪する気持ちも分かるよなーってなりましたw

だって略奪しないと、一族滅亡するってなったら、

食料や資源が豊富ではない土地にいたら、そりゃあ生きるためにやっちゃうよね。って感じがしました

 

日本はいいですね。四方を海に囲まれて、水が豊富。

なおかつ海山川で食べ物がたくさんとれて、肉も魚も野菜も食える。

これはずっと日本にいるとなかなか気付けないので、たまに近場でいいので海外行ったりして

日本と他の国を比べてみるのめちゃおすすめです。

 

韓国とか台湾、フィリピンとかハワイに行くだけでも、

どれだけ日本が素晴らしい国民性とインフラを持っているか?

はめちゃくちゃ気付けるはずです

無人島生活は全ての人におすすめする

ガチで断言しますが

自信がない人、いま人生につまんないと思ってる人、面白いことないかなって思ってる人、美味しいもの食べても心が動かなくなってしまった経営者は、

迷わず無人島行った方がいいですね。笑

 

もう、有無を言わさずに、生きるために必死になります。

家づくり、食料調達、調理、資源集めなど、やることがたくさんあるので、悩むヒマがない。

無理矢理でも行動するようになるし、全てが刺激的めちゃくちゃ面白いです。

 

ヒマを持て余した経営者も、お金や労働力っていうチートアイテムが使えないので、

強くてニューゲームしてるみたいで、めちゃくちゃ楽しいですよ

普通に自分のなかの野生が上がって強くなった感じしますし、話としてもオモロい。

 

あと会社の研修としても、めちゃくちゃいいと思う

これが一緒にビジネスするパートナーと行ってみるとか

結婚前の彼氏彼女と行ってみて、極限の状態での本性を確認するとか

いろんな使い方できるなって思いましたね

 

大阪市内から2時間くらいで行けちゃうし、1泊か2泊で楽しめるので、興味あるからはぜひ。

今なら大阪で万博もやっていたので、僕は帰りの日に、寄っていきました。

実際みてみると、ええわ。すげー

追伸。人間の歴史ってすげえ

今回、一番学びになったのは

人間のつくってきた知識、経験などを積み上げて作ってきた歴史ってすげえ。って話です。

 

 

無人島にいたとて、やはり日常生活で手に入れてきた人間の知恵や知識をフル活用してサバイバルしました。

この貝は食べれる?火おこしはどうやってやるの?

アライグマの狂犬病にかからないためには?武器作るには?

病気にならないためには何をしたらいい?

こういうことをガンガン今までの知識を総動員して、生活しました。

 

知識がなかったら、クソ雑魚だったなって思うわけです。

火を起こせなかったら料理一つできないし、それをボタン1つで できるようにしているチャッカマンは神だし

アライグマの威嚇に石を投げたり、ヤリを作ったりっていうのも、当たり前に僕らはやり方知ってますけど、最初の原始人はこんなこと知るはずもなく。素手で戦って狂犬病なって死んでった人もたくさんいるはず。

知識ってマジでエグいくらい大事だなって思いました。いや、痛感した。

 

生物学的に見ると、人間って、ほ乳類の中で、もっとも未熟な状態で生まれてくるわけです。

例えば生まれたての子鹿とかって、プルプルしながらも立てる。でも、人間って1年くらいは立てません。

それって人間が語学を習得して、脳みそが発達したことで、体が成熟するまでお母さんのお腹の中にいたら、出産での死亡リスクが高くなってしまうかららしいです

だから未熟な状態でポンっと生まれてくる。生まれて本当に何もできないけど、できることが1つずつ増えて、言葉も覚えて、コミュニケーションできるようになり、二足歩行をして道具を使うことができる。さらに文字も覚えて、他者の知識や経験を自分の一部にして、使うことができる。

やがて自分の知識や経験を人に教えたり、それを本やブログ、YouTubeなどの文字情報にして保存することができ、次の世代に伝えていくことができる。

文字と知識があったからこそ人類は進化してきた

こうやって人は文字を媒体にして、自分たちが積み上げてきた知識や経験を次の世代に繋げてきました。

例えば有人飛行機を世界で初めて飛ばしたライト兄弟は1903年に実験を成功させましたが、その頃に生きていた人間は、もうほとんどいません。

にもかかわらず、今世界中で50億人ほどの人間が飛行機を利用していて、人類史上もっとも空を飛んでいます。ちなみに世界で一番空を飛んでいる動物も、ヒトです。

それってライト兄弟のやってきた研究が、今の時代にも保存され、それをベースに次の世代が研究を積み重ねて、またその次の世代が、、、っていうふうに、知識と経験をつぎつぎに繋げてきたから。

今から飛行機作ろうってなっても、1から自分で考える必要がないわけです。これってマジですごいことで。

 

最初っからチートできる。近道。裏道。

世の中カンニングし放題です。

他の人が作ったものをそのまま使うのではなくて、一歩改良して世の中に出す。

これをやり続けて人類は進化してきました。

だから、僕たちもカンニングしてちょっと良くして出す。ということをやっていけばいいのです。

 

僕は船も飛行機の作り方を知らないし、操縦のしかただって知りません。

けど、それを使って5日間かけて南極にいくことだって、無人島にいくことだってできる。

専門家に教えを聞き、課金をするからです。

お金という”価値の保存”もエグい便利な発明だよな

そう考えると、知識もそうだし、

お金っていう発明も偉大だよなーって思うわけです。

無人島で労働をしても、その対価っていうのは見えづらい。

がんばる人もいれば、ゆっくりする人もマイペースな人もいる。

そういう時にお金っていう概念があれば、めちゃくちゃ便利で。

 

この人は朝早起きして飯作るのがんばったから、夜はゆっくりしてていい。とか

この人は朝はゆっくりしていたから、夜はご飯を作ってね。とか

自分が価値提供したことに対する信用信頼を積み重ねることが

お金を稼ぐ本質だな。っていうのは、改めて実感しましたね。

 

そしてお金っていうのは、こうした価値提供したことを価値”保存”することができるのが強い。

例えば僕は20代で稼いだお金を投資に回していて、今でもたまに使うのですが

これは20代にやった価値提供の対価をお金として”保存”していて

それを今、サービスと交換して、現物化している。

 

それができなかったら、例えば無人島や原始的な村社会だったら

自分が労働をしたとしても

・労働したことを数日経てば忘れられてしまう

・海で魚とっても、山で山菜取ってきても、その時にちょうど 交換してくれる人がいなければ、腐ってしまう

みたいなことが起きて、価値が保存されない。ってことになる。

 

知識も経験も金も、社会のシステムも使いこなさないと、もったいないなーって改めて思いました。

不便の極み、みたいな無人島生活をしたからこそ、

人間がこれまで数千年かけて積み上げてきた文明やら知識、ツールのすごさっていうのをマジで痛感しましたね…。

 

先取りでどんどん仕事していって、人生のやるべきことを先延ばしではなくて

先にどんどんやっていけば、価値や信頼が溜まっていって

人生の後半でより楽できるようになるので

もっともっと価値提供していこう。って思いましたね。

 

あと、お金って言っても価値交換のツールなので

どんどん今回みたいな貴重経験や知識に変えていって

もっとおもろい人間になろー。って思いましたね。

これ何年か続けていて、明らかに初対面の人の反応変わったし

興味の持たれ方がエグいことになっていますw

 

そりゃあ、トークの素材と加工技術を両方極めまくっているわけですから

興味持たれるようになりますよね。っていうのも思ったっす

人類、みんなすごい。

そして、僕たちもそうした偉大なる人類の1ページに刻まれている偉大な人間の1人1人である。

っていうことも、改めて強く思ったっすね。

 

名前が残っている人も、残っていない人も、みんなすげーです。

全員が人類を発展させていくため、生活を向上させていくために、それぞれの場所で社会をよくしていっている。という

”生成発展の原則”ってやつを、すげー実感しました。

 

金を稼ぐ。金を使って、人の知識を購入する。そして自分がパワーアップして、生産性が上がる。

生産性と希少性が上がるので、また金がもっと稼げる。また金を使って知識を購入してパワーアップ…

これを無限にできる現代って、最強やん。って改めて思いましたね。

 

せっかく文明社会、日本に生きるのであれば、このビジネスゲームを攻略するのってめちゃくちゃ楽しいし、

無人島とはちがった面白さがあるんで、これからも自分はビジネスの世界で生きたいと強く思いました

 

自分の実力を上げて、出し惜しみなく発信して、感謝されて、お金を稼ぐ。

稼いでまた自分の知識と経験を増やして、また生産力を高めて、、、っていう。

 

正直、自分個人での喜びって限界量があると思っていて

新しい経験とかってその量がどんどん減っていくわけですが

一方で他の人が喜ぶ姿とか、感謝してくれた時のこちらの喜びっていうのは

限りがないものなんですよね。

 

無人島で自分が米を炊いて

口から米ぶっ飛んでくるくらい

「うめええええええ!なんじゃこれ、こんなに米と醤油ってうまいん?!」

ってみんなで笑い合った時も

めちゃくちゃ嬉しかったし

 

ラーメン屋で働いている時も

何回「おいしかったよ、ごちそうさま」って言われても

毎回嬉しかったのと同じで

 

情報を扱うビジネスをしていて

お客様に「人生変わりました」って感謝されたりするのは

何度されても嬉しいことですので。

 

シンプルに働くのって、楽しいよな。面白いよな。

感謝されてお金ももらえて、最高だよな。と。

 

無人島に行きながら、こんなことを考えていました。

不便の極みだったからこそ、学びしかない貴重な体験でした。おすすめです

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