こんにちは、億人です。
ドイツからは2日で移動。娘も薬を飲んで、すぐに回復してきました。(ドイツの記事はこちら)
次はイタリアです。実はこのイタリアが一番楽しみにしていました。
世界で一番世界遺産が多く、また数々の歴史的建造物や絵画、彫刻などがあるイタリア。
ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノの順で回りました。
イタリアではベタな観光地行きまくって、ベタなことをしまくりました。
この王道を押さえておくっていう感覚、めちゃ大事なので、そういう話もしたいな。と。
ローマはとにかく、古い建造物が偉大すぎる。
老朽化が問題になっているらしいけど、古い建物を大切に使って生きている感じがすごく心地よかったです。
ホテルの外観はこんな感じ。ホテルというかエアビー的な。コロッセオから歩いて5分くらいで立地も良かった。
部屋はこんな感じでカラフルな家具でかわいかった。古さはあるけど、それが逆にいいっていうか。オーナーの部屋に対してのこだわりや愛を感じる部屋作りだった。
こんな感じのキッチン。置いてる家電もレトロでいい感じ。オーナーのこだわりを感じます。
旅をとおして25ヶ所くらいホテル泊まったんですが、奥さんはここが一番お気に入り。
ホテルというかエアビーみたいな感じでしたが、受付もあって、朝はクロワッサンをくれます。
これがマジで、信じられないくらいのうまさでした。
今まで日本で食べてきたパンは嘘だったんだ。。。と思ってしまうくらい、別物。小麦の香り、バターの甘みが波状攻撃で口の中に押し寄せる。
これは、ぜひ体感してもらいたい衝撃体験でした。
ヨーロッパ全体を通してなんですが、とにかくパンがうまい。うますぎる。
その辺のスーパーで適当に買ったクロワッサンが、日本の高級パン屋よりもうまい。みたいなことが全然ある。小麦が主食の国々の本気を感じました。
日本帰ってきて、うまいパン屋を探すようになりました。有名店とか探して行ってるけど、全然違う、、、日本で満足できるパン屋に出会っていないので、おすすめあればメルマガの返信とかXのDMで教えてほしいです。
イタリアはパスタやピザももちろんうまいんですが、一番はパンのうまさに気づけたことが良かったですね。知らないこと知るのって楽しいです。
まず、コロッセオに行きます。
歩いてすぐ。5分。実際は5万人とか入ってたくらい、めちゃくちゃでかいです。
当時の為政者によって、民衆の政治への不満をそらすために作られたコロッセオ。
社会的地位が高い人ほど、下の方で間近で戦いを見た。
建設されて完成後100日で3000人以上もの人が犠牲に。ライオンとかトラ、ゾウと戦ったらしいです。
そこらへんに大理石の柱が転がってる。中世時代に大理石が必要になった時に、みんなで叩き割ったらしくw それでコロッセオは壊れてるらしいです。歴史を感じますね。
下の方は見事な大理石で作られていて、
上に行けば行くほどレンガ作りに変わっていく。
そのあとバチカン市国に行きました。
外観はこんな感じ。大量の人がいる。ローマ中、観光客だらけですが、特に多い。
空港みたいに荷物検査ありました。ヨーロッパの観光地は、わりと荷物検査するところが多くて、何度もベビーカーから寝ている子どもを抱きかかえて、子供が起きて、、、っていうのを繰り返して、本当に最初は大変でした。
それでもいいものを見たい、見せたいという欲求の方が強いので、行きまくりましたけど。結局、慣れたし。
入った、でけえ。思ってたより、でけえ。世界最小の国とはいえ、全然1日かかりました。
博物館や教会に。
ミイラも展示してた。
この時は興味なかったけど、たくさんの彫刻もありました。
システィナ礼拝堂でミケランジェロの最後の審判みたり。(撮影禁止なので、これは拾い画)
サンピエトロ寺院にも行った。
ほぼ教皇の視点。すげええええ。
サンピエトロ寺院はこれ。
いやあ、すごく後悔していることがあって、まだこの時ダビデ像見ていなかったので、彫刻に興味全然なかったんですよね。
サンピエトロ寺院のピエタ(ミケランジェロ作)という彼の傑作を見落としました。
ピエタこれ。これも拾い画。ちゃんと見たかった。ミケランジェロの最高傑作は2つで、このピエタとダビデ像と言われています。
自分が彫刻に対して、全くアンテナ立ってなかったんですよね。
これが心理的盲点だなーと。自戒の意味で、自分の愚行を公開処刑しておきます。知らないって罪だなー。と。
とはいえ、ローマは雰囲気好きな街すぎるので、また行く時に見ようと思います。
これビジネスとか人生も一緒で、自分が興味ないこと、かじったこともないことだと全くアンテナが立たないです。
っていうことはチャンスにも気づけないということ。だから、勉強とか経験を増やしていくのが大事で。
ほんのかじりでもいいので、なんでもやっておくのって大事ですね。残りの人生、彫刻に興味持てたのもオモロい。
次はフィレンツェ。
イタリア国内は毎回、特急電車で移動しました。だいたい2時間〜2時間半で移動。
イタリアの特急は、だいたい全部、遅刻してました。
これは13分遅れ(右上参照)。ちなみにフランスのパリは全部の電車が、時間に正確でした。
フィレンツェに到着。ホテルは歴史があって、600年も前のワインセラーがありました。
街中の画家の絵がすげー綺麗だった
こんなレベルの人がうじゃうじゃいます。
さて、フィレンツェはなんと言っても、ダビデ像との出会いが衝撃でした。
アカデミア美術館にあるんですが、入って割とすぐ発見。にしても、でかい。
なにこの圧倒的存在感。
すげええええええ!!!!
近くに寄ります。ダビデは目がハートになっている。
あと手の血管やら、筋肉の流線なんかが、美しすぎる。
他の彫刻もいっぱいありますが、腕の作り込みとか、体の動きが全然違う。
よくわからんけど、明らかにダビデ像がレベチ。
ほっといたら1日中でも眺めていたいくらい、惹き込まれるものがありました。
いや、まさか自分が彫刻に衝撃を受ける日がくるとは思っておらず。
思ってもいない収穫でした。
このあとも世界一周中に、いろいろ博物館や美術館に行きましたが、ダビデ像を超える衝撃はなかったなー。ぜひ一度は見に行ってもらいたいです。
ここでピエタのこと気づいて、めちゃくちゃ後悔したのは秘密です。
イタリアで食べたジェラートで一番うまい店もフィレンツェ。
こういうフタついてる冷凍庫のほうがガチ勢の店らしいです。こんもり盛ってるジェラート屋は観光客狙い。
こういうのも綺麗だった。ヴィーナスの誕生。これはウフィツィ美術館。
パスタ系だけではなく、地元の人が行く店を探して、ステーキも食べましたがこういうのも激うま。
ミケランジェロの丘という場所から。ここはめちゃくちゃ気持ちよかった。
フィレンツェの街中はごちゃごちゃと建物が建っているので、ニューヨークの次に圧迫感ありました。
次は水の都、ヴェネツィア。世界で唯一、車が入れない船が主要交通機関である街です。
もう、街に着いた瞬間、全く車がいないくて、バンバンボートが海を走っている。衝撃の体験でした。
街全体がこんな感じ。
これはホテルの部屋から。えっぐ。すげー絶景。朝起きてすぐに水上ボートを眺める生活。最高。
ヴェネツィアンゴンドラに乗ってみたりもしました。夕方の時間帯がおすすめです。でも、もういいかな。値段が2万するけど、それほどでもなかったかな。
またヴェネツィアの周りには、島がいろいろありまして、そっちにも船で行きました。
道中も絶景で、イタリアは遺産がチートすぎる。観光業だけで一生食っていけるくらい、豊かな観光資源。あり余る世界遺産でひたすらゴリ押すっていうの、強すぎる。
ムラーノ島のヴェネツィアンガラス工房で、ガラス細工造りを見たり。
お土産も大量に買いました。
次に行ったのが、ブラーノ島。ここめちゃ良かった。
見たまんま、とにかく綺麗。街並みの統一感と、カラフル感だけなのに。
ブラーの島で食べた、このボンゴレが人生イチうまかった。アサリではなくシジミだったけど。リアルに100匹くらい入ってて、旨みがえぐかった。
こんなに大量の貝殻。
この後、これを超えるボンゴレを探すためにボンゴレ頼みまくったけど、どこも勝てなかった。また行きたい。
ヴェネツィアはかつて蛮族に追いやられたヴェネト人が、仕方なく湿地帯に木を打ち込んで、石を積み上げて、建物を建てて生活したのが始まりで そこから地中海交易で莫大な富を得て、今は観光地になっている。
この話知って改めて、人間ってピンチをチャンスにできたら強いよなー。って思いました。
さて、イタリア最後はミラノ。イタリア文化と経済の中心地。けど、個人的にはそんなでもなかった。
ここが中心。ヴィトンやディオールがあった。
フェラーリのアパレルも。
これは美味しかった。サフランライスとほろほろになった肉のリゾット。
ミラノで一番良かったのは、最後の晩餐ですね。レオナルド・ダ・ヴィンチ作。
こういう教会のなかにあって、セキュリティがしっかりしてます。
また、15分に30〜40人程度しか見れず、予約必須。
1時間に150人、1日で1000人ちょいしか見れないという計算。
最初はこんな部屋に入って、前の組が移動するまで時間を潰します。
うおおおおおお
えっ?ってか、額縁ねえ。あ、壁画か!すげえ!!
ってなりました。
そう、教会の壁画でした。これはミラノでしか見れない。
イタリアでたくさん芸術を見たんですが、個人的には
最後の晩餐とダビデ像が圧倒的でした。
500年以上も前の作品がいまだに人々に影響を与え続けているのすごいし、自分もこういう仕事しよって超絶刺激もらいましたね。
いろいろベタな観光地とか行きまくって、なぜそれが人気があるのか?どういう魅力があるのか?を知りました。
こういう、王道を知っておくっていう動き、本当に大事だな。って思います。ずっと売れているものに実際触れてみる。
ビジネスを学んでみるとか、海外旅行してみるとか、そういうのも一緒ですね。
そういう時に大事なのが、トレンドばっかり追いかけない。まずは王道から学ぼうね。ってことです。
流行りっていうのはそのうち変わります。だからトレンドです。
それよりも、原則、普遍のものを学んでいく。体験する。そっちの方が一生涯使える知識と経験になります。
例えばマーケティング学ぶ時も、稼ぎ続ける人って原理原則を先に学んでいます。逆にすぐ消える人は小手先の最先端マーケティングばかり学んでしまう。
最先端のものばかり学ぶのは、常に情報アップデートが必要だし、時間とお金がかかります。なので、お客さんが増えてきてサポートやフォローが必要になった時に、さらに働く必要が出てきて、労力がすごいことになります。
もちろん最初はそれで稼げていいかもしれません。が、長期的な自力はどっちがつくのか?ということです。ビジネスは1日だけじゃないから、中長期的な目線も大事なのです。
フォロワーめっちゃいるのに稼げていないインフルエンサーが多いケースとかまさにそうで、ビジネスの基礎なしで集客に全振りしているから、王道のマーケティングとか学ぶと利益が一気に5倍とか10倍に跳ね上がるのです。
あとシンプルに、学ぶと面白いんですよね。
やっぱり世の中のことを知れば知るほど、どういう世界の影響を受けているのか?とか見えてきます。
今までボヤッと疑問を持ちながら生きていたことがクリアになり、自分なりの考えを持てるようになる。
思考停止状態で生きるのではなくて、今この瞬間、自分がやっていることを自分で選んでいる。という絶対的な感覚が芽生えてきます。かなり抽象的ですけど。
すべてのことに意味と狙いを持ってやれるようになってくる。という感じでしょうか。
そういう意味で勉強して、世界とかビジネス、金融のこととか学んでいったり、実際に海外旅行してみて、自分の見聞を広める。
こういうのやり始めて僕も視野がさらに広まったなーって感じています。
【追伸】
ミラノからスイスに行くのも、特急電車に乗ったんですが、1つトラブルがありました。
40分遅延って電光掲示板に書いていたのでカフェで待ってたんですよ、家族いるとつっ立ってるのも大変ですからね。
イタリアだし、40分しゃーないかー。ってな感じでクロワッサン食べて待ってたんですが。
で、定刻から5分過ぎたくらいの時に、一応みんなで電車のほうに移動したんですね。
そしたら、、、、
目の前で電車が発車して消えていきましたwww
おいおい、40分遅れは??!おかしいやろー!!!
ってちょっと思わず叫んでみましたが、後の祭り。
イタリアではこんな感じで時間が変わることは度々あるようで、常に電光掲示板でチェックしてないといけない。ということでした。
完全に油断してた・・・。
結局、2時間後の別の電車に乗って移動した(スタッフは事情をわかってくれたので、無料で変更してくてた)んですが、国が違えばルールが違うし、常識が違う。
日本の常識は世界の非常識で、世界の常識は日本の非常識だなーと改めて感じた話でした。
こういうトラブルもたまに起きるので、常に気を張っているし、めちゃくちゃ脳みそに刺激もらいましたね。